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2013年10月22日 (火)

河内長野市職員が生活保護費を横領

大阪、河内長野市の43歳の職員が生活福祉課在籍当時に生活保護費2億6600万円を横領したとして逮捕されました。直接の容疑は4百数十万円とのことですが、家宅捜索で数千万円の現金が見つかっており、容疑者も横領の事実を認めているとのことです。容疑者は09年1月~11年3月、支給状況を記録する電算システムの管理と経理事務を担当し、伝票を不正に発行し、現金を引き出していた模様ですが、この間、上司のチェックは一切なかったということです。

最近、生活保護の有り方について議論が起きていますが、このような杜撰な管理がまかり通っていることに驚きを禁じ得ません。生活保護費は税金を投入して賄われており、公金です。如何に目の前にあるとは言え、公金に何のためらいもなく濡れ手に粟の盗み放題とはあきれ果てた所業です。生活保護費の支給については資格の厳格化が求められていますが、支給する側がこの有り様では説得力がありません。公僕と言う考えはもはや存在しないのかも知れませんが、公金の管理については二重、三重のチェックをするなど厳重な管理が求められます。

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