« 寒くなりました | トップページ | 一期一会 »

2013年12月 7日 (土)

やりきれない幼児虐待死

実の両親による幼児虐待死が後を絶ちません。育児放棄の果てに死に至らしめるケースもありますが、正直我が子に手をかける心理が理解出来ません。実の親の手に掛かって短い生涯を終えることになってしまった幼子がかわいそうでなりません。

多くの場合、近隣からの通報で行政側が把握していながら、強制立ち入りや一時保護が行なわれず幼児が死亡してしまうケースが目立ちます。このように虐待事案が虐待死事件になってしまうとマスコミが担当部署である児童相談所のコメントを取材しますが以下のコメントを見る限り、単なる怠慢ではないのかと思われてなりません。以下7日付けの産経新聞Web版からの引用です。

児童の一時保護や、両親が調査を拒んだ際などに強制立ち入りする「臨検」が有効な防止策とされるが、児相は家庭支援の役割も担っているため、現場では介入に及び腰な姿勢も。

6日に愛知県豊橋市の男が生後7カ月の三女を虐待死させた容疑で逮捕された事件では、東三河福祉相談センターの複数回の家庭訪問に両親が虐待を否定。そのため強制的な保護には踏み切れなかったという。

何度この手の話を聞いたことでしょう。いやしくもその道のプロである専門家が、両親が否定したからと言ってそれを鵜呑みにしていたのでは話になりません。このような事件の後には児相等には立ち入りの権限がないので、強制力を持つ警察の協力を得て虐待の実態を確認する必要があると指摘されています。なのに豊橋の事件でも和歌山の事件でも積極的に保護に努めた形跡が見られず、両親からの抗議に及び腰になっているとしか思えません。我が国は子供の健やかな成長を願って児童福祉法を制定し、その2条では以下のように規定しています。

第二条  国及び地方公共団体は、児童の保護者とともに、児童を心身ともに健やかに育成する責任を負う。
第一義的には両親に責任がありますが、親がダメなら社会がそれを補わなければなりません。行政には責任を持って事に当たって欲しいものです。
P3022219
 

|

« 寒くなりました | トップページ | 一期一会 »

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: やりきれない幼児虐待死:

« 寒くなりました | トップページ | 一期一会 »