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2013年12月10日 (火)

みんなの党が分裂

みんなの党の江田元幹事長のグループ14名が離党届を提出し、党の分裂が確定的になりました。みんなの党は衆参合わせて35名の勢力で、昨年末の総選挙では18名が当選するなど民主党など野党が苦戦する中で第三の勢力として存在感を増していましたが、党名とは裏腹に渡辺党首の独断が目立ち、江田氏を幹事長から更迭するなど分裂は必至と見られていました。

直接のきっかけは特定秘密保護法案に賛成し、自民党にすり寄る姿勢を見せたことで、渡辺党首に対する求心力を一気に失った為と思われますが、江田氏との路線問題を巡る確執が行き着くところまでいってしまったと言うことです。江田氏は政党助成金の要件を満たすため年内に新党を立ち上げるものと見られますが、他の野党を巻き込んで政界再編の起爆剤になる可能性があります。

来年度予算を巡って今後、与野党の攻防が激化することが予想されますが、圧倒的な数を誇る与党に対して野党勢力がどう結集できるのか、江田氏の今後が注目されます。

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