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2013年12月 3日 (火)

富士山遭難救助中に落下事故

京都の4人パーティーが富士山で雪山訓練登山中に遭難し、要請を受けた静岡市の消防ヘリが救助に向かいましたが、当時まだ意識があった男性1名の吊り上げに失敗したことが明らかになりました。消防隊員が救助用具を使い男性を吊り上げようとしましたが、高度約30mのところで用具から外れ、一旦地上に降ろそうとしましたが約3mの所で落下し、滑落して行方不明となったものです。男性は翌日500m離れた地点で発見されましたが心肺停止状態で、病院で死亡が確認されました。

テレビで良く見る救助の場面では脇の下にベルトを回して吊り上げるのが一般的のようですが、意識がはっきりとしている場合は良いのですが、腕に力が入らない状態ではバンザイの状態になって抜け易くなってしまいます。この男性の場合、会話ができない常態だったと言うことでしたので、上体に力が入らなかったものと思われます。このような場合は股下にもベルトを回せば落下を防ぐことが出来るのですがそのような用具があったのかは判りません。

いずれにせよ要救助者を吊り落とすと言うのは大失態ですが、冬の富士山と言う過酷な条件での救助作業に市の消防ヘリが当たるのが妥当だったのかいささか疑問が残るところです。消防ヘリには遭難救助の業務が課せられ、その訓練も行われているものと思いますが、気象条件の悪い富士山での救助を考えれば、より専門性の高い自衛隊の救難隊(県知事からの出動要請が必要)の活用ができなかったかとも考えます。今後の落下事故の原因究明が待たれます。

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