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2014年5月30日 (金)

拉致被害者問題で北朝鮮と合意

昨日、拉致被害者の調査について北朝鮮と全面的に合意したと政府が発表しました。北朝鮮と政府間交渉を行っていることはこれまで明らかにされていましたが、朝鮮総連本部の競売問題がネックとなって交渉の進展は難しいのでは、と言う見方がありましたので、ここまで前向きの合意がなされたことに正直大きな驚きを感じています。

実質的な調査が開始された時点で、日本側が行っている制裁行為の一部解除が予定されており、北朝鮮の苦しい国内事情が交渉の進展に影響したことが窺えます。拉致被害者の関係者も高齢化が進んでおり、被害者との対面を果たせぬまま亡くなられる方も出始めており、残された時間は少なくなっています。今回がラストチャンスと言えるかも知れませんので調査の進展には大きな期待を寄せています。

したたかで狡猾な北朝鮮政府が果たしてどこまで真実を明らかにしてくるか、一抹の不安は残りますが、ここは日本政府の決断を支持し、北朝鮮側の実行力を期待を持って見守りたいと思います。

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