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2014年7月21日 (月)

無能なプーチン、無力なオバマ

マレーシア機の犠牲者の遺体収容作業に進展が見られません。プーチン大統領はマレーシア機撃墜の責任を停戦しないウクライナの責任にしようと悪あがきをしていますが、その試みが実を結ぶ可能性はありません。何故ならば停戦をしないもう一方の当事者が、ロシアが支援する親ロシア派の武装集団なので自分の責任だと公言しているのと同じことだからです。ウクライナ軍から鹵獲(ろかく)したか、ロシアが提供したかは置いておいて、ロシアが支援しなければブーク対空ミサイルが航空機に対して使用されることはありませんでした。

今回の事件は、航空戦力を持たない親ロシア集団にとって、ロシア国境より西側を飛ぶ航空機はウクライナ軍機であると勝手に決め付けた思慮のない判断によるものですが、ロシアが支援しなければ彼ら単独では、システム化されたブークミサイルシステムを運用することはできなかった筈です。An-26やSu-25を撃墜したことで対空ミサイルによる攻撃に味を占めて攻撃をエスカレートさせたのは、影で彼らを操っていたロシアの責任であることは明白です。

一方のオバマ大統領ですが、ロシアによるクリミアの併合を指を咥えたままで容認し、ウクライナ東部が内戦状態になっても口先介入だけでロシアに実効的な警告をまともにしなかったのは失態としか言いようがありません。残り任期を指折り数えているのかも知れませんが、これまで散々世界の警察官を喧伝し、各地の紛争に介入しておきながら、今になって不介入とはダブルスタンダードにも程があります。プーチンもオバマも今こそ行動を起こさなければなりません。もし行動が遅れれば、その分影響力が失墜することを覚悟しなければなりません。

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