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吉田調書と朝日新聞

原発事故処理に陣頭指揮で当たった、元福島第一発電所所長の故吉田昌郎氏の聴取記録、「吉田調書」を巡って波紋が広がっています。事故当時の当事者達の生々しいやり取りについて、詳しく記録されている「吉田調書」については事故の全容を把握し、検証する立場から早くから公開を求める声が上がっていました。しかし、吉田氏が亡くなってしまったことや生前に公開を望まなかったとされることから、これまで非公開とされていました。

しかし朝日新聞が「所長命令に違反 原発撤退」(5月20日付朝刊)と原発所員が吉田所長の眼入れに反して福島第二発電所に全員撤退したとスクープ報道したことから、その公開を迫る声が高まっていました。政府もこれらの声に押される形で来月初めに公開することを決定したものです。

週刊誌やネット上には既に調書の内容が明らかにされていますが、撤退問題に対しては吉田氏は明確に否定しています。安全を考え、一部の人間を一時的に避難させたが、あくまで被害者を出さないための緊急避難であって、撤退などではなかったと明言しています。朝日新聞はもう一つの「吉田問題」でも裏を取らずにねつ造記事を基に多くの記事を執筆しましたが、この問題でも関係者に確認を取れば容易に事実関係を把握できることをせずに、悪意としか思えない記事を垂れ流した行為は本当に悪質だと思います。

「吉田調書」には当時の東電本店とのやり取りの他、民主党政権、中でも菅首相のどうしようもない対応ぶりについても触れられており、今後起きるかも知れない重大事故や災害における指導者の対応の仕方や仕組みについて大いに参考になるものと期待されます。

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浜松城で発掘調査

浜松市は浜松城址一帯を浜松城公園として整備していますが、天守門の復元に伴い、周辺の再整備を行っています。浜松城公園は多くの城跡の例にたがわず、自然に任せるまま多くの雑木が生え、また植えられた桜の木々が枝を広げて周辺からの展望の妨げとなっています。また、市庁舎などの建設によって遺構が壊され、展望も遮られていました。

再整備事業によって植栽を維持しつつ、景観を邪魔する樹木の伐採を行うとともに、市庁舎西側の旧税務署や立体駐輪場、民間高層アパートなどの取り壊しを行っています。これによって天守南側の展望の回復につながるものと期待されます。ところで、情報収集をしていたところ、これらの建物跡について通行制限をして、2か月をかけて発掘調査を行うことが判りました。そこで、急遽緊急登城と相成りました。

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城内のあちこちに発掘調査とそれに伴う通行止めについて予告する看板が置かれていました。どうも本丸南側にあった鉄門(くろがねもん)から南側と清水曲輪(しみずくるわ)一帯を調査するようです。

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建物や電柱が撤去されたので、以前よりも見通しが利くようになりましたが、それでも枝が邪魔をしています。

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現在の清水曲輪跡。南側が削り取られてしまっており、かつての様子はありません。鉄門や清水曲輪は絵図には載っているのですが、イラスト程度の表現のため、正確な縄張りは良く判らないようです。発掘調査によって正確な形が確認できれば、もしかすると、将来清水曲輪の復元が期待できるのかも知れません。

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天守門前の石垣に、こんな花が咲いていました。

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今日は朝の内は雲が多かったので、早い時間帯は人出があまりなく、ゆっくり撮影ができました。9月を目前にして、木々も少し色が変わってきたように見えました。











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MRJの受注好調

三菱航空機が現在開発中の、国産初のリージョナル旅客機MRJを日本航空が32機購入することが決まりました。MRJは乗客数70~90名程度の小型の旅客機で、ANAが最初の発注者ローンチマスターとなって事業化が開始されました。リージョナル旅客機の分野は先行するエンブラエル社やボンバルディア社のシェアが高く、実機のないMRJの受注は難航しましたが、営業努力が実って今回の受注で採算ラインと言われる400機に到達できました。

現在試験飛行用1号機の組み立てが進められ、今年10月にはロールアウト、完成披露が予定され、来年4月頃には初飛行が予定されています。最近の航空機は開発が遅延することが多くなっていますが、MRJも御多分にもれず当初の予定から4年遅延しています。当初機体は炭素系複合材を多用する予定でしたが、運用形態や整備性からアルミ合金製へ転換したことで設計変更があったことも原因のひとつです。

とは言っても我が国は海外の旅客機の機体部品生産では実績があり、仕様が固まれば量産することに障害はないものと考えられます。機体完成後は地上試験を経て、初飛行を行う訳ですが、YS-11以来の国産旅客機の初飛行が待たれます。

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人口地盤論

今から50年位前の話ですが、地価対策として人口地盤と言う考えがあると聞かされたことがあります。その人によれば、地盤を重層にすれば同じ面積を2倍に出来るわけですからなるほど地価は下がる理屈ですが、問題はその建設費です。人工地盤は地面の上に高架橋のようなものを作る訳ですから建設費がかさみます。地価が非常に高い所であれば、建設費を上回る効果が期待できることになりますが、そうでなければ却って高いものなってしまいます。結局、コスト問題がネックになったのか、その人の話以外に人工地盤の話には出会いませんでした。

今回、広島市の大規模土砂災害の報道を見て、何故かこの人工地盤の話を思い出しました。仮に今後土石流が襲っても、地表よりも高い所に人工地盤を作って、そこに建物を建てれば、土石流の被害は防げます。問題は費用ですが、恐らく他の土地に移転する方がはるかに安く済むのではないかと思いますが、地域の一体性を考えればこんな方法もある訳です。被災者の今後については、まだ何も決まっていないようですが、一日も早く落ち着き先が決まることを願っています。

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代々木ゼミショック

大手予備校の代々木ゼミナールが現在27校ある校舎の内、当地浜松の浜松校を含む20校を閉鎖する方針を発表し、各界に波紋を呼んでいます。代々木ゼミナールと言えば3大予備校の一つと謳われ、世間からも認知されていましたから、NHKのニュースでも取り上げられるほどこの発表はセンセーショナルでした。

現在は少子高齢が進行し、出生率の低下が教育関連産業に影響を及ぼし始めていますが、老舗の予備校がここまでのリストラを行うとは予想外でした。校舎の2/3以上を閉鎖するとのことですが、受験者数の減少はそこまで進んでいませんので、今後の状況に先手を打った形です。今後は従来とは違った授業形態を取って行くとのことなので、より得意分野に特化した授業を目指すのではないかと思われます。

一企業として見た場合、市場が縮小する分野に留まるよりも拡大が望める分野への転換を図ることも一つの経営判断です。同社の場合も不動産分野への進出を図っているようですから、本業に見切りをつけた決定と言えるかも知れません。とは言っても、受験と言う人生の重大事に関わる仕事を担ってきただけに、周囲に与えた衝撃はあまりに大きかったと言えるでしょう。

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プリンター更新しました。

4台目となるプリンターを買い替えました。パソコンも現在では一家に一台どころか複数台の状況ですが、プリンターも当初に比べて随分と低価格化が進んでいます。我が家の場合はデジカメの購入と前後してプリンターを導入しましたが、その時点でパソコンはありませんでした。実は仕事用のノートパソコンを自宅に持ち帰り、写真の取り込み・記録を行っていました。

初めて自分の写真をプリントした時は、カラー写真を家庭でプリントできることが夢のように感じたものでした。その後、およそ5年のサイクルで買い替えをしていますが、年数が経つと、どうしても印刷に汚れが出てしまい、新しい物に買い替えるパターンとなっています。

最初の頃はプリンターとスキャナーは別々に購入していましたが、途中から複合機となって、今回も複合機です。今までパソコンデスクの足元に設置していましたが、最近では好奇心旺盛な孫が知らない間にスイッチを入れたりしてしまうので、思い切って初めてラップトップのスタイルで頭上に設置しました。以前の機種は、はがきや写真用は背後から給紙する方式でしたが、今回の機種は全て前部から給紙できるので、ラップトップでも問題なさそうです。さてこの新型プリンター、これから何年働いてくれるでしょうか。

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オスプレイが東富士演習場に飛来

米国海兵隊の新型輸送機、MV-22オスプレイが訓練の為、陸上自衛隊東富士演習場に飛来し、離着陸訓練を行いました。オスプレイは沖縄、普天間基地と山口県の岩国基地に配備されていますが、より実戦に近い形での訓練の為、東富士演習場を選択したものと思います。この、訓練について未だに一部の人がオスプレイは危険な飛行機だと決めつけて反対していますが、日本駐留の海兵隊に配備後の経過を見ても、全く的外れです。

危険論者は開発段階での事故の多さを持ち出しますが、新型機の開発に事故は付き物です。当然のことですが、開発段階で不具合を解決したからこそ配備をしているのであって、問題を抱えたまま実戦に配備することはあり得ません。良く引き合いに出される事故率も従来機よりも低く、世界各地に展開している中でオスプレイの危険性を叫んでいるのは日本だけです。

オスプレイを歓迎しろとは言いませんが、何かにつけて従来にない概念を取り入れた製造物に対して、感情的に排斥しようとする考えは改めた方が良いのではないでしょうか。

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広島大災害救助難航

広島市で発生した土石流災害ですが、日を追うごとに被害の深刻さが浮き彫りになっています。そもそもが、土砂災害が起きやすい地質の土地だったのに、山肌を削って宅地造成が行われた結果、山肌と人家の距離が十分とられていない状況となっていました。

また、当初数か所と思われていた土石流ですが、衛星写真によって50か所以上で発生いていたことも判りました。被災したのは民家だけでなく、避難場所の公民館までが土砂に飲み込まれて犠牲者が出てしまいました。この公民館は本来は洪水や津波用だったと言うことですが、災害が押し迫った状況下で、避難場所を選定している余裕があるのか考えると、全ての用途に使える施設を選定すべきだったのではと思われます。

花崗岩が風化して出来た「まさ土」は水を含むと滑りやすくなると同時に大変粘りやすくなり、手作業のスコップに張り付いて中々離れないので土砂の排出に非常に手間がかかっているようです。現在40名以上の人が行方不明となっていますが、このような状況で救出は大変難航しています。

自民党は新たな公共工事の受け皿として災害に強い国土強靭化を打ち出していますが、今回の災害を見る限り、土木工事の限界を超えており、居住制限や安全な避難場の確保がざず求められるのではないかと思います。

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劇的!虫刺され治療薬

夏休みにキャンプに行った際、ブヨに咬まれてしまいました。最初は虫除けスプレーなどで防戦していたのですが、その内面倒になって手で追い払っていたのですが、夜が明けて見ると両手、両腕が無数に咬まれているのが判りましたが

後の祭りで、どうしようもありません。自宅に帰る頃には赤く腫れてかゆみも増して悲惨なことになって来ました。特に腫れのひどいところはポイズンリムーバーで溜まった液を吸い出しましたが、あまり効果はありませんでした。常備薬の虫刺され用の軟膏を塗りましたが芳しくありませんでした。

医療関係は夏休みと土日が重なってどこも休診なので、仕方なく薬局を覗いて見ることにしました。すると、従来の商品に混じって新しいタイプ(私が知らなかっただけですが)の虫刺され軟膏がありました。PVA(プレドニゾロン吉草酸エステル酢酸エステル)と言うステロイド系の成分を含んでいて炎症に効果があるということです。早速購入して使ってみました。

塗ってしばらくすると、患部がちょっと熱くなるような感じがして、かゆみが和らぎました。寝る前に塗って朝起きて見ると、腫れが随分引いていました。やはりステロイド系の成分の効果があったようです。アレルギー体質の方は注意が必要かも知れませんが、私にとっては大いなる福音です。もし、ひどい虫刺されの被害に合ってしまったら、是非一度試してみることをお勧めします。

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広島で大規模土砂災害

広島市で発生した土砂災害は21日現在で死者39名、行方不明7名の大惨事となっています。20日未明に豪雨があり、突如土石流が発生したようですが、映像ではそれほど急峻でない山の斜面のあちこちで複数の土石流の痕跡が見られました。現場は以前にも同様の土石流があったようですが、映像で見る限りでは、どこにでもある裏山と言った感じで、本当にお気の毒としか言いようがありません。

それにしても3時間ほどの短時間で、これほどの人的被害が起きるとは、改めて最近の豪雨のものすごさが思い知らされます。斜面があれば崩壊は起きるものとは言われていますが、山間地の多い我が国では、似たような環境は恐らく数えきれないくらいある筈です。今回の災害では避難勧告の発令が遅れたとの指摘がありますが、深夜の豪雨の中では果たしてどれだけの広報活動ができたかも疑問です。やはり、自分の身は自分で守るしかないのかもしれませんが、あまりの被害の大きさにただただ驚いている次第です。

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秋の気配が

暑い日々が続いています。午後11時過ぎと言うのに寝室の温度計は29℃でした。エアコンを点けようか迷いましたが、庭から虫の声が聞こえました。どうやらコウロギのようです。やっと秋の気配が感じられたかと、エアコンを点けるのを止め、扇風機を回して眠りに付きました。

朝晩だけでももう少し涼しくなってくれるといいのですが、それでも秋の気配は大歓迎です。

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シリアで日本人が拘束

シリアで日本人がイスラム過激派の「イスラム国」(以下ISIS)のメンバーに拘束されたと報道され、大変驚きました。紛争地では報道関係者や国際援助組織などで日本人が関わっていることは予想されましたが、今回は民間軍事会社を名乗る人物が自らの意志で入国したようです。

イスラム系の紛争地では日本人が拉致されたり、殺害される事件が起きており、大変危険です。シリアで女性のジャーナリストが銃弾に倒れたのも記憶に新しいところです。報道関係者はそれでも取材のために現地に向かう訳ですが、今回の被害者は紛争を業務として関与しようとしており、違和感を覚えずにはいられません。

勿論無事に解放されることを願っていますが、ISISは異教徒であるというだけで市民数百人を殺害するなどしており、銃を持っていたとされる被害者の安否が気遣われます。

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京都福知山で冠水被害

日本列島を東西に前線が横たわり、西日本を中心に大雨の被害が出ています。現在は太平洋高気圧によって分断されていますが、不安定な気圧配置となっており、今後も注意が必要です。中でも京都府の福知山市は24時間の雨量が300ミリを超え、市中心部が冠水する被害が出ています。

福知山市と言えば昨年の台風18号でも水害に見舞われており、お気の毒としか言いようがありません。今回は中心部を流れる河川が氾濫しましたが、河川の改修が追い付いていないのかも知れません。福知山市は以前にも水害の被害に合っており、流域の排水能力の改善が望まれます。

夏休みは昨日までと言う人が多いのではないかと思いますが、今年の夏はからっとした日があまりなかったような気がします。

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北アで6人が行方不明

前線の影響で各地で大雨の被害が出ていますが、北アルプスでも6人が行方不明となっています。奥穂高岳から白出沢を新穂高に下山中の男性1名が安否不明となっているのを始め、槍平小屋の下流で沢に3人が流されて行方不明に、黒部源流の赤木沢でも沢登り中の2名が安否不明となっています。

北アルプスは入山者も多く、登山道も整備されているところが大半ですが、周囲を山に囲まれた沢の入り口付近は流域に降った雨が集中しますので、簡単に増水します。赤木沢は初心者でも簡単に遡行(そこう)できる美しい沢ですが、周囲が岩山となっていますので、雨が降ればジョウゴのように沢に集中して増水します。

沢の中を歩いて渡ることを渡渉(としょう)と言いますが、膝よりも深くなると流される危険が大きくなり、腰まで浸かると体が浮いてしまい踏ん張りが利かなくなってしまいます。限られた休みの中で予定を変えたくないとの思いがあったのかも知れませんが、ロープなどの補助がない限り、膝よりも深い流れを渡るべきではありません。

安否不明となっている方々の無事を祈るだけですが、増水した沢を無理に渡ることは大変危険だと認識して欲しいものです。

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本日は8月15日

今日は69回目の終戦記念日です。北方領土ではロシア軍が大規模な演習を展開中で、終戦間際に突如日ソ不可侵上条約を破棄して対日参戦したことをいやが上にも思い出させてくれました。

先の戦争で我が国は多くの人命を失う結果を招きましたが、何故そのような道を辿ってしまったのか、これまで国民的な議論、総括がされずに今日に至ってしまった気がします。一部マスコミは我が国が各国を侵略し、その結果生じた惨禍のみを殊更に前面に立てて論陣を張っていますが、当時アジア各国を植民地としていた米・英・蘭による禁輸政策が行われ、日本を戦争に追い込む施策が着々と打たれており、万策尽きて戦争への道に追い立てられた歴史的事実を忘れてはなりません。

歴史は常に勝者によって作られ、正当化されてきました。米国による広島、長崎への原爆投下も台頭してきたソ連へのデモンストレーションであり、ジュネーブ条約によって禁じられていた民間人への大量殺傷行為であり、戦争犯罪で裁かれるべきはトルーマン米大統領でした。敗戦国として占領下にあった日本では米国に対する批判はできなかったのでしょうが、主権を回復した1952年以降も、政府は東京大空襲や、原爆投下に対して何の抗議の態度を示さなかったのは、これらの非人道的な攻撃によって亡くなった方々に対して顔向けができない態度であったと言わざるを得ません。

戦後、我が国は戦争は起こしてはいけないものとの教育が一貫して行われてきました。その一方で世界各地では戦争や紛争などの武力衝突が後を絶ちません。このような現実を見る時に、戦争はいけないと唱えることにどれだけの意味があるのか疑問に感じざるを得ません。戦没者への慰霊は当然ですが、戦争に至った背景や関係国に対して行った具体的な事実について改めて明らかにすることが、私たちに課せられた使命ではないかと思われます。

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珍客来訪



2泊3日で友人たちと日本海に近いキャンプ場に行って来ました。キャンプ場は登山口でもあるのですが、最近足を痛めてしまっていたので今回は登山はしませんでした。周囲は岩山で壮絶な岸壁が望めるのですが、指を咥えている他はありません。と、突然炊事棟の屋根に珍客が降り立ちました。

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大型の猛禽類、どうやらイヌワシのようです。あわててカメラを引っ張り出しましたが、悠然として飛び立つ気配はありませんでした。

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あたりをゆっくりと見まわしては羽繕いをしましたが、まさに王者の貫録です。日頃このような至近距離で大型の猛禽類を見かけることがないので、夢中でシャッターを切りましたが、残念ながら日没後のため、不鮮明な写真しか撮れませんでした。それでも私にとっては貴重な野鳥の生態写真です。

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イヌワシは現在国内に500羽ほどが棲息していると見られていますが、平均すれば1県当たり約10羽ほどの数量です。猛禽類は広大なテリトリーを必要としますので、保護と言っても簡単ではありませんが、せめて生息数が減らないよう暖かく見守っていくことが大切です。

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タイの代理母問題

タイの代理母問題が2件立て続けに物議を醸しています。最初は代理出産を依頼したオーストラリア人夫婦が健常な女児だけを引き取って、ダウン症の男児の引き取りを拒否したもので、身勝手な態度に非難が殺到しました。不妊に悩む夫婦の最後の手段として厳格な管理のもとに行われているものと思っていたら、管理のずさんさに驚くばかりです。

と思っていたら、今度は若い日本人が関わって13人とも言われる代理出産の乳幼児がマンションの一室で養育されていたと言う、こちらも信じがたい状況が明らかになりました。どちらも報酬と引き換えに出産を依頼していますが、生命を金で売り買いしている印象が拭えません。後者の件は全体像が明らかになっていませんが、明らかに常軌を逸した行為で、犯罪の影がちらつきます。

少子化や不妊の問題は深刻ですが、こと生命倫理に関わることだけに、金で闇から闇に事が運ぶ状況だけは何とか規制して欲しいものだと思います。

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台風が去っても

昨日は台風が去って夏空がと思いきや、朝の内は雲が広がり南からの湿った風が入り込んだこともあってムシムシと蒸し暑い日となりました。7日に立秋を迎えているので暦の上では既に秋となっているのですが、まだまだ暑い日が続いています。それでも38℃、39℃と言った地域に比べれば、ましな部類に入るのでしょうが、まだまだセミの大合唱が続いています。

早く涼しげな虫の声が聞こえるようにならないかと、ひたすら本当の秋の到来が待ち遠しい今日この頃です。

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今更ですがタイフーンを

空自は旧式化したF-4EJ改戦闘機の後継に、現在米国が各国と開発中のF-35Aを42機導入する方針ですが、F-35は米空軍のF-16、A-10、米海軍のF/A-18、海兵隊のAV-8Bを共通の機体で3タイプ開発すると言う無理が祟って、大幅な開発遅延と開発費の増大を招いています。

日本政府は米国政府に対し、平成24年度予算で4機、25年度2機、26年度で4機を発注済ですが、2016年の年末に納入予定の最初の4機を除いてライセンス生産されることになっています。年間の調達数ですが、現在のように年間4機のペースであれば、42機そろえるのに11年かかりますので、完了するのは2027年になってしまいます。また、現在対艦ミサイルASM-2を搭載できるのはF-4EJ改とF-2ですが、F-4EJ改が退役すると搭載可能機種はF-2のみとなってしまいます。またそのF-2も2030年頃には機体規模から装備のアップデートが限界となると予想されています。

F-35はステルス性を確保するため、ミサイルや爆弾は機体内部のウェポンベイに搭載しますが、やや大ぶりのASM-2やAAM-4は現在の所搭載できないとされています。勿論従来機のように翼下に搭載もできるのですが、それではステルス機の意味がなくなってしまいます。そもそも対艦攻撃任務の主役たるF-2は三沢と築城に合わせて3飛行隊しかなく、絶対数が不足しています。F-2は既に生産が終了していますので、万一有事の際に損耗する機体が出ても補充することが出来ません。

空自はF-2の後継となるF-3の開発を検討していますが、開発自体が決定している訳ではありません。また仮に開発に着手しても計画通りに開発が進む保証もありません。となるとF-4の穴埋めをし、F-2を補完する機種としてタイフーンを40機程度導入するのが望ましいのではないでしょうか。F-2の補完にはF/A-18E/Fがあるのではとの声が上がるかも知れませんが、F/A-18はF-35に更新される機体であり、F-X選定からも除外されており今から敢えて導入する機体ではありません。タイフーンはレーダーなど現在も改良が続けられており、F-3開発までのつなぎ役として十分な性能を持っていると言えるのではないでしょうあか。

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産経新聞ソウル支局長に出頭要請

ソウル中央地検が産経新聞ソウル支局がWeb版に載せた記事が、朴大統領の名誉を棄損したとして加藤支局長に出頭要請をしたと伝えられますが、中露などを除き、先進国でマスコミ報道に対してこのような措置は聞いたことがありません。

そもそも下品な告げ口外交を繰り返す朴大統領に守られるべき名誉などありません。先の旅客船沈没事故で韓国の後進性が明らかになりましたが、このような野蛮な行動を取るのであれば、とても文明国の名前に値しません。いい加減国際感覚を学び、夢遊病から目を覚ますべきです。

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安倍首相のスピーチ問題

安倍首相が6日に広島平和式典で行ったスピーチに対し、冒頭の部分が昨年と同じだったとして問題視されていますが、意味のない言いがかりに思われます。要人のスピーチについては裏方が昨年の原稿を基に作っている筈なので、その意味からすれば良い出来とは言えないのかも知れませんが、問題の部分は事実関係を述べており、歴史上の事実に対して言及する内容は限られます。

スピーチの核心についての指摘であれば意味のあることですが、冒頭部分に噛みついて騒ぎ立てるのはあまりに低次元です。もっと本質の議論をすべきなのにこのような問題に言及しないのは本当に残念です。この問題については首相の立場を支持します。

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エボラ出血熱に治療法

アフリカ各地で爆発的な発生が続いているエボラ出血熱、致死率は90%以上とも言われ、現地の人々だけでなく治療などに当たっている外国人にも発症者が広がっています。これまで治療薬も予防薬もないとされてきましたが、ここに来て有効な治療法になるかも知れない薬品が見つかり注目を浴びています。

治療薬は富士フィルム傘下の富山化学工業が開発した「ファビピラビル」です。「ファビピラビル」はインフルエンザウィルスの生成を阻害する効果を持つ薬品で、同じ効果がエボラ出血熱ウィルスにも期待できるのではないかと期待されています。米国ではインフルエンザ治療薬として治験の最終段階にあるようですが、急遽エボラ出血熱に対しても治験薬としての承認の手続きに入っているようです。

これは朗報です。アフリカ諸国では衛生の観念が行き届いていない地域が多く、発生を食い止める手立てがないのが実情です。治療が発生に追い付くのかは判りませんが、積極的な治療法があることは将来に向けて大きな希望となります。一日も早く、治験が始まることを期待したいと思います。

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週末が心配

週末から夏休みに入る企業が多いようですが、台風11号が接近する構えを見せており、行楽や帰省には十分な注意が必要です。四国地方など既にこれまでの大雨で土砂が大量の水分を含んでいますので、少量の降水でも災害が発生する可能性が高まっています。

日頃、纏まった休みを取ることが難しい人には、夏休みは絶好の機会となるだけに、無常の台風襲来にならないことを願うだけです。それにしても、地域差は如何ともしがたく、各地の水害の被害をよそに、天竜川水系は相変わらず水不足が続いています。

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台風11号は何事もなく無事に通過して欲しいものです 。

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朝日新聞が吉田証言を否定し記事を取り消す

従軍慰安婦問題は日韓の間に越えがたい大きな溝となって最大の外交問題となっていますが、その発端となった吉田清治氏の著書や証言について最初に記事にし、その後も何度も引用してきた朝日新聞が5日になって突然その信憑性を否定し、記事を取り消すと紙面で公表しました。

吉田氏については早い段階から記述の内容が事実と食い違い、多くの人から虚偽であると指摘されて1995年には本人自ら虚偽であったことを認めたとされています。ところが、多くのマスコミや文化人、国連の調査団や米国の下院における従軍慰安婦非難決議の際の証拠として採用されるなど、我が国を非難するための資料・証拠として活用され続けてきました。

朝日新聞は1997年3月に「吉田氏の著述を裏付ける証言は出ておらず、真偽は確認できない」との記事を掲載しましたが、虚偽であったとは紙面で認めず今日に至っています。事実を伝えるべき新聞社が、このような誤った内容の記事を何回も掲載したのに、これまで訂正記事を掲載しなかったのは重大な責任問題です。先に述べたように吉田氏の記述や朝日新聞の記事によって日韓関係を悪化させ、更には韓国のロビー活動によって多国間に国際問題として広まってしまいました。このことに対する朝日新聞の責任は非常に重大であったと言わざるを得ません。

朝日新聞は紙面で吉田氏の著作を虚偽と認めて記事を取り消すとしましたが、著者自身がねつ造と認め、多くの人からそのことを指摘されながら、そのことを認めるのが何故この段階になってしまったのか明らかにする責任があると考えますが、果たしてそれは実行されるのか、朝日新聞の動向に注目です。

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日豪防衛協力強化の一環か

航空自衛隊浜松基地はAWACS(早期警戒管制機)が配備されている国内唯一の基地ですが、日曜日からオーストラリア空軍のE-7A早期警戒機が飛来しています。目的は米国に向かう途中の給油と言うことですが、E-7Aは空自のE-2C早期警戒機の後継機として検討されている機種なので、機体情報など空自に対するサービス提供の意味合いもあるのかも知れません。今日には次の中継地、千歳に向けて出発する予定ですが事前の報道もなく、地元にいながら全く知りませんでした。

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残念なキャンプ場の事故

神奈川県で、キャンプ場の中州にテントを張っていた家族4人が増水した川を渡ろうとして車が横転、激流に流されて母子3人が亡くなる痛ましい事故がありました。河原の中州はキャンプをするのに適した場所の一つですが、増水による危険があり、過去多くの事故が起きています。営業しているキャンプ場ではこのようなリスクを避けるため、中州をテントサイトにしていることは避けるのが一般的です。

事故の当初の報道からは、事故にあったキャンパーの無理な設営が原因かと思われましたが、運営会社が違法な造成を行っていた可能性が浮上しています。河川は官公庁によって管理が行われており、流れを変えたり地形を変更するなどの場合は事前に許可を受けなければなりません。ところが、キャンプ場の管理者はこれまで6回も無許可で中州に盛り土をするなどして、現状復帰の行政指導を受けていました。まさにイタチごっこの状態で、違法行為を繰り返していたことになります。

今回の事故は豪雨による増水によって起きたものですが、そもそも違法に中州を造成してキャンパーを招いていなければ起こらなかった事故と言えます。また、増水が予想される段階で避難誘導がなされなかったのか、管理者の責任が問われます。これからキャンプはハイシーズンを迎えますが、我が身を守るため、テントサイトの安全性について利用者の注意も必要です。安全に注意して楽しいキャンプを楽しみたいものです。

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ノルディックウォーキング異聞

近年2本のストックを持って歩行するノルディックウォーキングが広がりを見せています。元々はノルディックスキーの選手が夏場のトレーニングとして始めたもののようですが、山野を長期間をかけて歩行する競技の参加者が、効率的に歩くために2本のストックを使ってパスカング走法で歩いているのを見た時はまさか、日本の街中でこれを見る日が来るとは思いもしませんでした。

私が見る限り、積極的に運動をしようと歩いている人と歩くための補助としてストックを使っている人の2種類の愛好者がいるように思います。どちらにせよ、健康目的で歩くことは良いことだと思いますが、先日ご近所さんがストックを持って歩いている姿を見た時は、ノルディックウォーキングがここまで広がったのかと感慨深さを覚えました。

「時代の最先端ですね」と声をかけると、「最近腰痛で医師から歩くことを勧められた」とのことでした。医師がノルディックスタイルで歩くことを推奨しているのか迄は判りませんが、もしかしたら私が見かけた内の何割かは医師の助言に寄った人達なのかも知れません。

動機は何にしろ、加齢によって躓き易くなった人がストックを持って歩くことは、転倒防止になるので大変好ましいことだと思います。ノルディックウォーキングがこのまま定着するのか、一過性の流行で終わるのか、全く予想がつきませんが、高齢化が進む我が国では一定の市民権を獲得しつつあるように感じています。

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ああ、鰻

IUCN(国際自然保護連合)から絶滅危惧種に指定されたニホンウナギですが、この暑さで人気の方もうなぎ上りのようです。ウナギと言えば土用の丑の日、今年は29日でしたが、大変な人気だったようです。近年は稚魚のシラスウナギが極端な不漁で高値が続いていますが、それでもここ一番と言うときには何としても食べたいと思うのは日本人のDNAのせいでしょうか。

本家が品不足ならカニかまぼこや人造イクラなど、コピー食品が出てこないのが不思議に思っていましたら、そこは餅屋、既に商品化されているようです。ウナギのかば焼きモドキは海苔に下ろした長いもを塗った物を焼いて作るようですが、こちらは海藻から皮を作っているようで、触感は本物そっくりとのことです。

完全養殖も実験室段階では既に成功していますが、実用化までにはまだまだ時間がかかるようです。ウナギの代用にアナゴやウツボなどもかば焼きとして登場して、中々好評のようです。世界に類を見ないウナギ好きの日本人、もっと代用品を活用することを考えてもいい時期に来ているのではないでしょうか。

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