エアフェスタ浜松2014その4
自衛隊と言えば様々な機密に包まれている組織と言ったイメージを持つ方が多いかも知れませんが、最近は広報活動を重視しているようにも感じらえます。例えば基地警備に使われている軽装甲機動車ですが、昨年は他の車両と異種にただ展示されていただけでした。この車両、名前からして装甲が薄いイメージで、某評論家は防弾性が乏しいと酷評していましたが、実際どんなものかかねてから興味がありました。
昨年の展示の様子。車内の様子を見ることはできませんでした。
ところが、今年は文字通り解放状態で、自由に運転席に乗ることができるようになっていました。気になっていた装甲の厚みもご覧の通りです。勿論、どの程度の防弾性があるかは公表されていません。
浜松基地には各地の高射隊に地対空ミサイルパトリオットの運用を指導する高射教導群があり、実際の機材が配備されています。
パトリオットの発射機、キャニスーターと呼ばれる容器に収容されていて、右側が航空機用のPAC-2で1発、左側が弾道ミサイル用のPAC-3で4発が入っています。
基地防空用の81式短距離地対空誘導弾の発射機です。低空で侵入にする巡航ミサイルなどに対処します。
81式の後継の新型地対空ミサイル、11式短距離地対空誘導弾で81式よりも大型化して、その分射程も伸びているものと思われます。
携帯電話各社の臨時中継基地。大勢の来場者に対応するため、基地内に中継局が作られていました。
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