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ホークス優勝おめでとう

日本シリーズ第5戦は、ソフトバンクホークスが9回表、阪神の守備妨害により劇的な幕切れで1対0で勝利、対戦成績4勝1敗で3年ぶりに優勝しました。今年の日本シリーズは、セリーグ優勝の巨人がCSで敗退したため、パリーグの優勝チームのソフトバンクとセリーグ2位だった阪神との対戦になりましたが、ホークスの優勝で真の日本一に優勝チームがなったことは大変良かったと思います。

そもそもCSの制度自体がペナントレースの優勝チームの価値を無視するもので、即刻廃止すべきだと思っています。長いペナントレースを勝ち抜くにはバランスの取れたチーム力が必要ですが、CSを勝ち抜くためには短期戦に集中できれば勝利することが可能です。実際に可能かどうかは別にして、ペナントレースでは無理して首位にならず、戦力を温存してCSに全力投入する作戦が考えられます。もしこんなことが実際にあれば、全力プレーを期待するファンを裏切る行為です。

今年のセリーグの場合、優勝チームの巨人が5位のベイスターズに負け越すなど圧倒的な強さとは言えませんでしたが、勝ち数で7勝の差のあった2位の阪神が日本一を賭けて日本シリーズに出場するのはどう見てもおかしな話です。セ・パ両リーグの優勝チームが競ってこその日本シリーズではないでしょうか。

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ロケット爆発、どうした米国

国際宇宙ステーションへの補給物資を積んだ米国の無人補給機「シグナス」を打ち上げる予定だったアンタレスロケットが打ち上げ直後に爆発し、打ち上げに失敗しました。以下産経新聞からの引用です。

~米バージニア州ワロップス島にある米航空宇宙局(NASA)の飛行施設で28日(日本時間29日)、国際宇宙ステーション(ISS)に物資を運ぶ無人補給機「シグナス」を積んだロケット「アンタレス」が打ち上げ直後に爆発し、落下する事故があった。けが人はなかった。米国の民間宇宙企業オービタル・サイエンシズ社が打ち上げを担当した。

 アンタレスは点火後、地上を離れてから6秒後に爆発し、発射場が炎に包まれた。事故原因を調査中だ。ISSに向けた打ち上げは4回目だった。~

米国は宇宙関連予算の膨張を嫌い、機体開発を含めた打ち上げを民間に委託する方針に転換しており、これまでは順調に進展しているかに見えました。民間とは言え、実際は元NASA職員が関与していたり、これまで開発された技術を供与しており、実態は準NASA体制といえるものでした。我が国でもH-Ⅱロケットで開発中にメインエンジンLE-7の爆発事故を起こしたり、8号機で打ち上げ途中でのエンジン停止のトラブルを起こし、LE-7Aに変更する経緯がありましたが、打ち上げ直後の爆発はこれまで発生していません。

宇宙大国と呼ばれたロシアでも、最近は打ち上げに失敗することが多くなっていますが、米国よ、お前もかと言った心境です。有人宇宙船の打ち上げを目指していた時代には各種の事故がありましたが、それらの技術的問題は克服されていたと考えられていました。打ち上げ後6秒での爆発となると相当に重大なトラブルがあったものと推測されますが、早い解明が望まれます。

来月末には「はやぶさ2号」を搭載したH-IIAロケット26号機が打ち上げられますが、無事な打ち上げを祈らずにはいられません。

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手ぬるい小笠原の密漁中国船取り締まり

小笠原諸島近海は貴重な赤サンゴの生息域となっており、世界自然遺産にも登録されていますが、こともあろうにこの赤サンゴを密漁する中国船が列をなして密漁を行なっている模様ですが、日本側の取り締まりが何とも情けない有り様です。報道によれば、26日現在の中国船は102隻、内34隻が領海内に侵入していました。

他国のEEZ(排他的経済水域)や領海内で漁をするには相手国の許可が必要ですが、当然のことながら、赤サンゴの採取は認められていません。海保は直ちに臨検を行い、赤サンゴの捕獲が認められれば直ちに拿捕することが可能ですが、これまで船長を逮捕したのはわずかに4件です。海保は尖閣問題で多数の巡視船を沖縄方面に差し向けているため、現場海域に派遣しているのは数隻レベル(数をはっきりさせていないのは手の内を見せないため)と見られていますが、それにしても少な過ぎます。一罰百戒的に厳罰に処せないとこのような無法状態は取り締まりできません。

中国は漁業資源の保護の観念が乏しく、資源を枯渇させては他国の水域に侵入して資源を荒らしています。赤サンゴは大変高価で取引されるため、遠く小笠原にまで航海しても十分採算が合うとされていますが、密漁などとんでもないことです。密漁が割に合わないことだと知らしめるためにも、漁具を持って領海に侵入した時点で取り締まりを実施して、サンゴがあれば即拿捕で取り締まって欲しいものです。

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深まり行く秋

昨日は近畿地方で木枯らし1号が吹きましたが、今朝もこの秋一番の冷え込みとなっています。各地の紅葉の便りも聞かれるようになって来ましたが、私の地方ではまだまで、例年通りとなりそうです。

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市内の森林公園にて。緑の中に色付いた葉があると大変目立ちますが、まだまだ本番とは言えない状況です。

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植物は来年のために子孫を種で残します。エコジャラシも種の塊ですが、こうして見ると輝いて見えます。

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我が家の庭のホトトギスです。この花は立体感があるので中々上手く写せないのですが、何とか雰囲気が伝わりましたでしょうか。

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庭にいたカマキリ。気温が下がると昆虫類は動きが鈍くなりますが、カメラを向けたらこちらを威嚇して来ました。

今朝の当地の気温は11℃、そろそろ暖房が欲しくなって来ました。いよいよ秋も本番、これから一気に秋が深まりそうです。









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カブトガニ生息地を土木事務所が掘削

カブトガニの有力な生息地が公共工事で荒らされてしまったことが判明しました。以下毎日新聞からの引用です。

~環境省のレッドデータブックで絶滅危惧種に指定されているカブトガニの国内有数の生息地である大分県中津市の中津干潟を、県中津土木事務所がパワーショベルで掘削していたことが分かった。台風18、19号で漂着したゴミを除去するためだったが、付近ではカブトガニが産卵したばかりで、卵や幼生への影響が避けられないとして、保護活動をしている地元団体は被害状況を調べる考えだ。~

あまりに杜撰な工事で信じられません。国内有数の生息地ですから、地元では十分認識されていた筈です。漁業関係者から漂着物の撤去要請があったとのことですが、工法に配慮すればこんなことにはならなかった筈です。カブトガニへの影響が大変心配されますが、残念です。

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意味があるのかビール類税率変更

政府は原料に占める麦芽の割合によって異なっているビール系飲料の税率を見直し、最終的に一本化する方針を固めた模様です。現在割高なビールの税率を下げ、その分税率の低い新ジャンル(麦芽以外の原料を使用したり、発泡酒に別のアルコール飲料を混ぜたもの)の税率を上げ、税額全体は変わらないようにすると言うことのようですが、それでは手間をかけてやる意味がありません。

ちなみに製品1リットルあたりの酒税は、清酒の8円に対してビールは44円、一番安い新ジャンルでも16円と実に清酒の2倍の税率です。ビール王国ドイツと比較すると大瓶1本当たりでドイツが8円であるのに日本は実に139円と20倍近い高率です。なぜ我が国のビール酒税がこんなに高いのか、国民が納得しない限り、どんなに政府が税率をもてあそぼうと消費動向は変わらないでしょう。と言うか、そもそもこの20年程でビール系飲料の消費量は3/4程に縮小しています。税率変更で嫌気が射せば、消費者の眼は税率が低い缶チューハイや焼酎類に向くだけで、更に税収を下げるだけです。

まず、不公平感をなくすのが先決だと思うのですが、そのような感覚はないようです。聞くところによると、自民党議員の実家に各地の蔵元が多いそうですが、まさか身内びいきではと感じたくもなってしまいます。このようなことを画策していれば、このところ閣僚の不祥事が相次いでいることもあり、自民党離れも十分起こり得ます。

食い物の恨みは恐ろしいですよ!

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国会議事堂警備は大丈夫?

カナダで、イスラム教に改宗した男が国会に侵入して警官隊と銃撃戦となり射殺される事件がありました。この事件では最初に銃撃された兵士一人が死亡しましたが、襲撃時に居合わせたハーパー首相は避難して無事でした。犯人はイスラム教に改宗しており、カナダがイスラム国空爆に参加したことに対するテロと見られています。

一方我が国でも先日、国会侵入事件がありました。19日日曜日に敷地の外にいた警備の警官が不審者がいるのを発見、国会内を捜索して男を逮捕しましたが、なんと1時間半を要しています。男は武器は所持していなかった模様ですが、カナダの事件のように銃器を所持していれば重大な事件となった可能性もあります。国会は当然のことながら議員や閣僚が多数集まる場所ですから何より安全が確保されなければなりません。日曜日だったことが幸いしたのかも知れませんが、警備のあり方が問われても仕方ありません。不審者を侵入時点で発見できないようでは困ります。警備関係者の猛省を求めたいと思います。

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御岳遭難少女へのジャケット持ち主判明

御岳山の噴火事故で亡くなった11歳の少女が発見時に他人のジャケットを着ていたことから、父親がジャケットの持ち主を探していましたが、持ち主が判明しました。残念ながら持ち主の26歳の男性もなくなっていたことからジャケットは遺族に返還されました。なんともやり切れない話ですが、少女の父親は青年の善意に感謝し、青年の父親は図らずも息子の善意の行動を知ることになりました。

それぞれの父親は、ジャケットを通じて我が子についての新たな情報を手に入れた訳で、大変な状況の中であったにもかかわらず、善意を通わせながら運命を共にしたことは悲しみの中にも安らぎを感じるニュースでした。

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エボラ出血熱治療薬に期待

エボラ出血熱は一部の国で終息宣言がでていますが、全体としてはまだまだ衰える気配が見えていません。そんな中でスペイン政府が、エボラ出血熱に感染し、マドリードの病院に隔離入院していた看護師が快方に向かっていると発表しました。公式には明らかにされていませんが、この患者には富山化学が開発したインフルエンザ治療薬「アビガン」が投与されたと地元紙が伝えているようです。

一方フランスでも9月に「アビガン」が投与され患者が今月になって退院したことが明らかになっており、フランス政府が来月からギニアで同薬の臨床試験を行なうと発表しています。「アビガン」は元々インフルエンザ治療薬として承引された薬ですが、エボラ出血熱については公式に承認されていません。しかし効果が期待できる事例が続いていますので、早く多くの人々に提供されることが望まれます。

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浜松城の謎が解けた

家康が築いたことで知られる浜松城ですが、実は大変不思議なことがあります。城の中心部は本丸と呼ばれ、通常城の中央部にあります.。城はその土地の地形を最大限生かして築かれることから悌郭式(ていかくしき)と呼ばれる築城方式の場合は、二の丸や三の丸が階段状に配置されることがあります。但しその場合でも最上部が本丸となるのが一般的ですが、浜松城の場合、本丸の西側が一段高い区域となっており天守曲輪(てんしゅくるわ)と呼ばれています。本来、天守は本丸の中に設けられるのですが、何故か浜松城では本丸が一段低くなっているのです。

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浜松城天守内に展示されている浜松城の模型です。南から北を望む位置関係で、中央の一番高い所が天守曲輪、その右側が本丸で、手前が清水曲輪です。

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北の方向から見た本丸(左側)と天守曲輪です。こうして見ると本丸の位置関係がおかしいことが良くわかりますが、今までどうしてこうなっているのかが全く判りませんでした。
ところが、先日家康時代の堀跡が見つかり、改めて城の構造を考えていたら家康時代とその後では浜松城の性格が全く変わってしまったのではないかと思い至りました。

一般には家康が浜松城の石垣を築いたと思われていますが、家康の時代は土を盛って固めた土塁が防御を固めた土の城だったのです。最近では秀吉の命により家康の後に城主となった堀尾吉晴が、秀吉仕込みの築城術で今日ある石垣を築いたと考えられるようになり、天守も吉晴が築いたと考えられています。
そこで改めて家康の時代について考えてみます。浜松城の守りは南、東の方向に比べると、西側がいかにも脆弱です。そこで敢えて最高地点に本丸を造らず、そこを本丸防衛用の拠点としたのではないでしょうか。従って、そこは戦闘のための一角であり、天守など無用の存在だったと考えられます。但し、日常の利便性を考えて、敢えて三方原台地上に城全体を上げなかったのは家康の先見性によるものだったのではないでしょうか。

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一方、吉晴の時代はどうでしょうか。相模に北条、仙台に伊達政宗が残されていましたが、天下は秀吉のものとなり、群雄割拠の時代は過去のものとなりつつありました。城も軍事的な用途よりも権力を誇示したり、統治のための施設に変貌していました。かつて本丸防御用のエリアだった天守曲輪は、城主の権力を象徴するためのものとなり、シンボルとしての天守が必要となります。こう考えると吉晴が浜松城の石垣を、そして天守を築いた理由が良く判ります。

家康の時代と吉晴の時代で浜松城は全く違う性格の城となったのではないか。これが私が出した結論です。

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天守曲輪東南隅の高石垣。稚拙に見えますが、400年以上の風雪に耐えた見事な技術です。

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安倍内閣に痛手

昨日は小渕経産相と松島法相の女性2閣僚が辞任すると言う大きな動きがありました。閣僚が2名同時に辞めるのは極めて異例ですが、女性同士となると恐らく初めての事態ではないでしょうか。ことさら女性であることが注目されるのは、我が国がそれだけ男性社会である証拠なのかも知れません。

安倍首相としては政権の目標として女性の登用を掲げていましたので、結果的にこれが裏目に出てしまったことになります。野党は任命責任を追及していく構えのようですが、世界経済の落ち込みが懸念され、我が国の景気の先行きに悲観的な見方が強まっている現在、経済運営の舵取りが極めて重要な課題です。消費税引き上げを控えて景気回復がどうなるか、国民の関心が高まっている現在、本来の政策論議で政府を追及して欲しいものです。

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小渕氏辞任騒動

小渕優子経済産業大臣が、自らの政治資金報告書の記載内容で野党の追及を受け辞任する意向を固めている模様です。発端は平静22、23年分の報告書で観劇会の支出に対して収入がはるかに少なく、選挙区での寄付行為を禁じた公職選挙法に違反する疑いがあると言うものです。普通は関係者が上手く会計処理するのでしょうが、恐らくこの手の知識のない人間が取り仕切ったことにより、都合の悪い数字をそのまま計上したものと思われます。

法律に違反することは許されませんから、違反した行為については適正に処理されることは当然で、辞任は止むを得ないものと思いますが、正直言って地元スタッフの能力の問題で、この問題でいつまでも国会を空転させるのもいかがなものかと思います。問題は提起したのですから、あとは司直の手に任せて本来の国政を論じて欲しいものです。

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浜松城発掘調査現地説明会に行って来ました

浜松市は浜松城跡の整備事業として清水曲輪以南の発掘調査を行っていましたが、現在の斜面の中から石垣が発見されたのに続き、元の税務署跡地からこれまで存在が知られていなかった家康築城当時の堀が発見されたのを受けて、本日現地説明会を開催しました。本当は直ぐにも駆けつけたかったのですが、よんどころない所用があった為、開催時刻を大幅に過ぎて現地を訪れました。

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発掘現場全景。公開が終了して立ち入り禁止となったので見物客の姿がなく、現場の様子が良くわかります。

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テープで地層が区切られていますが、一番下のピンクのテープ部分が堀の断面に当たります。堀は素掘りですが、底や側面は粘土が張られ水が漏れないように加工されていました。

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堀の全幅。堀は深さ約3メートル、幅はおよそ10メートルの規模で、本丸の防御ラインとなっていました。

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現代の石積みの中から見つかった石垣。特徴から家康の次に城主となった堀尾吉晴(ほりおよしはる)が築いたものと考えられます。この右手に本丸への正規の出入り口であった鉄門がありました。

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こうして見ると堀の幅が結構広かったことが判ります。今回の発掘はどうやらここまでで終了のようですが、できれば全て掘り起こして、在りし日の姿を甦らせて展示して欲しいものです。

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本日のおまけ。人混みを避けるため、いつも午前中の比較的早い時間に訪れているのですが、今日は午後の遅い時間帯なので、いつもと光線の具合が違って見えました。狭間から光がこぼれているのが印象的でした。

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三菱MRJがロールアウト

三菱航空機が開発を進めているリージョナル旅客機、MRJの試作機が完成し、18日ロールアウト式典が行われました。MRJはYS-11に続く国産旅客機で、搭載エンジンは燃費性能に優れたプラットアンドホイットニー社のギヤードターボファンを採用しています。客席数は90名と70名の2タイプですが、今後100名タイプもラインナップしたいとされています。

リージョナル旅客機とは比較的近距離を飛行する機体で、主に国内航路に就航しています。世界的なシェアでは、ブラジルのエンブラエル社やカナダのボンバルディア社が現在のところ2強となっていますが、この市場に対し中国やロシアが参入を図っています。中国のAR21は2008年には試験飛行を開始していますが、機体に問題を抱えている模様で、2012年とされていた就航も始まっていません。これらの先行する機種に対して実機のないことがMRJのウィークポイントでしたが、試作機とは言え、実機を披露できたことは大きな前進です。

初飛行は地上試験を経て、2015年の4~6月を目指しています。MRJは当初軽量化を図って複合材料を多用する方針でしたが、整備性や安全性の観点からアルミ材に変更されており、その意味では枯れた技術となりますので、大きな技術的な問題は起こらないのではないかと思います。何にしても飛行機は飛んでこそ価値があるので、一日も早く初飛行が行われることを楽しみに待ちたいと思います。

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御岳山捜索作業を打ち切り

御岳山の噴火による行方不明者の捜索は消防、警察、自衛隊の隊員たちによって行なわれて来ましたが、頂上付近が冠雪し、氷点下の気温となったことから16日の捜索をもって一旦、打ち切られることになりました。死者56名行、方不明者7名と山岳事故、噴火災害としても未曾有の規模となった今回の事故でしたが、来年の雪解けまで捜索は中断される事になります。

捜索は当初は目視で行われましたが、火山灰が降り積もっていることから探索棒を地面に差す方法になっていましたから、地面が凍結すれば作業することができません。また厳しい気象条件を考えればいつかは決断しなければならない時期に差し掛かっており、妥当な判断と言えるでしょう。

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田ノ原から見た御岳山。3月の撮影ですが、雪煙が舞っています。御岳は積雪が豊富でスキー場上部はゴールデンウィークの頃まで滑走が可能で、頂上付近からの滑降も可能です。頂上付近の雪が消えるのは5月下旬から6月に入ってからになると思われます。


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この秋一番の冷え込み

昨夜帰宅時の気温は15℃と、この時期にしては寒い夜となりましたが、今朝は14℃を下回ってこの秋一番の冷え込みとなっています。自然現象ですから一時的に暑くなったり、寒くなったりは付き物ですが、それにしても寒すぎです。日中は20℃台になるようですが太陽が恋しい一日になりそうです。10月に入っても、これまで半袖で通して来ましたが今日から長袖に衣替えします。

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高い山では紅葉の見頃を迎えていますが、平地ではこれからです。今年は秋の訪れが早かったので、紅葉も早くなるかもしれません。

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災害情報で混乱

2週連続の来襲となった台風19号では、各地で早目の避難準備情報が伝達されました。伝達の手段として携帯電話のエリアメールシステムが使用された仙台市と横浜市では、メールでは発令の事実だけで、詳細は市のホームページに掲載する方式としたためアクセスが集中し、繋がり難い状態が数時間続き、避難情報が入手できない事態となってしまいました。これは対象人口を考えた場合、十分想定された事態で市の不手際と言わざるを得ません。

私の住む浜松市では、以前洪水の恐れがあるとして避難勧告を発令しながら市民への伝達方法が考慮されず、市民はテレビなどのマスコミ情報によって初めて知ることになった不手際がありました。今回は横浜市などと同様、エリアメールが使われましたが、メールに対象地域や避難場所の情報が盛り込まれていたので、改めてホームページを見る必要はありませんでした。

情報伝達については携帯電話を所持していてもパソコンは所持していない人もいる訳ですから、エリアメールだけでなく複数の発信手段を併用するなど、もう少しきめ細やかな対応が必要だったのではないかと思います。治に在って乱を忘れず、平素からの準備が大切ですね。

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エボラ出血熱、米国内で二次感染

アフリカで猛威を振るっているエボラ出血は感染力が強く、医療関係者にも感染者を出していますが、医療が充実している筈の米国国内で看護師が二次感染してしまった模様です。エボラ出血熱のウィルスは感染力が強く、わずか数個のウィルス体内に入るだけで感染してしまいますが、患者の血液や排せつ物に直接触れることを避けることで防止できるとされています。現地では衛生に関する知識が十分でなく、家族が患者と接触することによって感染が広まっているとされていました。

今回のケースでは国外で感染した男性患者が米国入国後に発症し、医療機関で厳重に管理されていましたが、患者の死亡後の検査で看護師の感染が明らかになったものです。CDC(アメリカ疾病対策センター)は「病院内での手順に何らかの不備があった」としていますが、初歩的なミスがあった可能性があります。

移動手段の発達した現代では、入国者によって簡単に疾病が持ち込まれる可能性があります。今回のケースは何処でも起こりうる話で、決して対岸の火事ではありません。情報を入手して、我が国で同様の事態があった場合について今から備えておくことが大切ではないでしょうか。

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またまた台風が

スーパー台風と呼ばれた台風19号、沖縄や九州南部ではケガ人や強風で建物に被害が出ています。やや勢力を弱めたとは言え、依然強い勢力で昼頃に九州に上陸、日本列島を縦断するものと見られています。近畿圏ではJR西日本が今日の夕方から24路線で運休することを既に決定しています。上陸後はやや勢力を弱めるものと思われますが、各地で数百ミリの降雨が見込まれますので、今夏大きな被害を出した地域や先の18号で被害に合った地域では厳重な注意が必要です。

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幸い、地元町内の祭りは無事に行われましたが、各地に大きな被害が出ないことを願っています。

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新型哨戒ヘリ開発に異論が

防衛省は増強を続ける中国の潜水艦に対抗するため、新型の哨戒ヘリの開発を決め、来年度予算に開発費70億円を要求しています。潜水艦の探知については潜水艦自身によることは勿論ですが、護衛艦のソナーや哨戒機、哨戒ヘリコプターによって網の目ように探索することが可能です。更に公然の秘密ですが、特定の海底には探知用の固定ソナーが設置されています。海中では電波の利用がほとんどできないため、主に音波によって探知が行われますが、年々船体の静音化が進んで従来よりも探知が難しくなっています。

そこで、新型哨戒機P-1が開発されましたが、哨戒ヘリもSH-60Kの後継機を開発しようと言う訳です。この件に対して日本経済新聞が掲載した記事について某評論家が言及していますが、少々おかしな点がありますので、それについて触れたいと思います。

某評論家はSH-60Kは「振動問題と言う欠点を抱えており、特に140ノット以上では辛いそうです。振動が大きく、対潜哨戒において能力が発揮できない。」と記事に書いています。また、三菱重工の技術が低いとも断言しています。

この記事をそのまま読むとSH-60Kが欠陥機のように受け取られかねませんが、事実はSH-60Kの超過禁止速度(超えてはいけない制限速度)は139ノットであり、140ノットは想定外の速度です。そのことを以って技術云々しても前提が間違っていますので、説得力がありません。また、そもそもSH-60Kが大型化し、重量が増して速度が遅くなったのは、海自が装備の増加を望んだからで、速度の低下も仕様として認められたものです。

乗用車で言えば2WDのタイプより4WDのタイプの方が重量が重くなって燃費が悪化するのと同じようなものです。それを以って欠陥車呼ばわりしても仕方のないことです。

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ヘリコプター搭載護衛艦「ひゅうが」に駐機しているSH-60K哨戒ヘリコプターです。パイロットに色々と話を聞きましたが、60Jよりも60Kの方がパワーがあるので操縦し易いとのことで、機体に特に問題があるようなニュアンスの話はありませんでした。三菱重工の実力については詳細を知る立場にはありませんが、F-2やMRJを開発する力があることをみても特に問題なるものとは思われません。新型ヘリの開発がどこになるのかは判りませんが、これまでの経緯から三菱重工が担うのが順当だと思っています。順調に開発が行われることを期待したいと思います。

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荒ぶる山、御岳山

御岳山は広い独特の山頂部を持つ独立峰で、山容から日本のキリマンジャロと呼ばれています。山腹にはスキー場が開かれ、古くから信仰の山として信者による登山が行なわれるなど人々に親しまれて来ました。大変目立つ山容なので、山の頂に立った時によくその姿を目にいていました。それだけに今回の噴火には大きなショックを受けていますが、改めて御岳の写真を探していたらこんな写真を見つけました。

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下呂市にある白草山(1164m)から見た御岳山です。遮るものなく南西斜面を望むことが出来、中央に火口部が見えています。改めて火口付近を見ると小さな白煙があちこちに見られました。撮影したのは丁度5年前の10月11日、今日ですが当時はまさかこんなことになるとは夢にも思っていませんでしたが、御岳の火山活動は当時から息づいていた訳です。

昨日は550人で捜索が行われましたが、新たな不明者の発見はありませんでした。台風の接近や降雪が間近いことを考えると捜索できる日々はあまり残されていませんが、一人でも多くの行く不明者が見つかることを祈念しています。

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イスラム国への兵士志願問題

北大生が、元大学教授のサポートでイスラム国に兵士として参加しようとしていたと伝えられましたが、理解できません。最終的には個人の問題となるのでしょうが、極めて危険な行為です。イスラム国は豊富な資金でインターネットを使い、海外の若者を傭兵として戦闘に投入しています。しかし、宗教が違うと言うだけの問題で、一般市民や誘拐した人質をを残虐な方法で殺戮しています。北大生は思想的な背景はないとしていますが、一旦兵士として参加すれば、生命の保証は勿論なく、非武装の無抵抗の市民の殺害を命令されても拒否する自由もありません。

就職活動が上手く行っていないとも伝えられ、現実逃避の一面もあるのかも知れませんし、一種の自殺願望のような気もします。ただ、自身が人質として日本政府との取引に使われる可能性も無い訳ではなく、警察の捜査は極めて適切だった言えるのではないでしょうか。それにしても「私戦予備および陰謀の罪」なる法律があるとは知りませんでしたが、 この法律の存在を知っている人がいたことにも驚きです。

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御岳の捜索難航

御岳山の行方不明者の捜索は、厚く積もった火山灰が雨で粘土状になり、捜索作業に多大な労力を費やさなければならず、隊員の体調に影響を与えているようです。アルプス級の山では冠雪の時期を迎えようとしており、時間との戦いが続いています。高山病を訴える隊員も出ていると伝えられていますが、隊員を大型輸送ヘリCH-47で頂上まで輸送していますので、短時間で酸素の薄い環境に到達する関係で高度順応が上手く行かないのかも知れません。

困難な状況下ですが、一刻も家族のもとに返してあげたいとの一心で隊員たちは頑張って暮れている訳で本当に頭が下がります。一日も早く行方不明者全員が発見されることを願って止みません。

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中央アルプス稜線からの在りし日の御岳山です。

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韓国って法治国家、それとも呆痴国家?

世の中におかしな人間は沢山いますが、それが国家レベルとなると事態は深刻です。以下時事通信からの引用です。

韓国のソウル中央地検は8日、執筆した記事で朴槿恵大統領の名誉を傷つけたとして、産経新聞ソウル支局の加藤達也前支局長(48)を情報通信網法に基づく名誉毀損(きそん)罪で在宅起訴した。問題とされた記事は産経新聞のウェブサイトに掲載され、客船「セウォル号」沈没事故当日に、朴大統領の動静が7時間不明だったことを伝える内容。韓国紙・朝鮮日報の引用や、証券筋の話を通じ、男性と会っていたのではないかとのうわさを報じた。

呆れて物が言えません。そもそも韓国紙が伝えた記事を引用して伝えたことが犯罪になるのなら、当初の記事を執筆した記者がまず罪に問われなければなりません。言うに事を欠いて、その記事を取り上げた日本人だけが狙い撃ちされるのなら、明白な人種差別です。これからオリンピックを開こうとする国が、国家権力自ら人種差別を行うなど、マンガ以前の狂態です。

まず問われるべきは朴大統領ではありませんか。旅客船が沈没し、数百人の国民の安否が不明となっている時に、7時間も音信不通になるなど無責任にも程があります。韓国民に対する自らの責任を棚に上げて、韓国メディアが伝える報道を伝引用する形で伝えた日本人だけを罪に問うなど、道理に適う筈もありません。今回の事で4流国家であることを自ら証明した訳ですが、邦人保護の観点から渡航禁止を考えた方がいいのではないでしょうか。

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天野浩氏は浜松出身

日本人3人がノーベル物理学賞を受賞のニュースはあまりに突然すぎてびっくりしましたが、その内の天野浩名大大学院教授が浜松市出身と知って、とても誇らしい気分です。出身地など重要時ではないと言うことかも知れませんが、NHKのニュースでは静岡県出身としか伝えられませんでした。勿論、天野氏の業績と出身地とは何の関係もありませんが、郷土から偉人が排出されたと言う事実は大変重いものがあると思います。浜松はブラウン管テレビを発明した高柳健次郎や一代で世界の4輪メーカーを創り上げた、天才本田宗一郎を輩出していますが、それに続く快挙と言えるのではないでしょうか。

青色発光ダイオードについては開発に大変な困難が伴いましたが、赤崎氏と天野氏のグループが窒化ガリウムで製造できることを発見し、中村氏が量産化の技術を確立して産業化に漕ぎ着けました。液晶画面のバックライトやLED照明など、現在の私たちの暮らしに大きく貢献する発明を日本人科学者たちが、互いに競い合う中で成し遂げ、世界から評価されたこと大変素晴らしく、喜ばしい限りです。

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ひまわり8号打ち上げ成功

気象観測衛星ひまわり8号を搭載したH-IIAロケット25号機は本日午後2時16分、種子島宇宙センターから打ち上げられ、30分後に予定軌道に投入されたことが確認され、打ち上げは無事成功しました。本日は午後7時前にオーベル物理学賞に日本人3名の受賞が決定したとのビッグニュースが飛び込んで来たため、このニュースはすっかり影が薄くなってしまいましたが、連続19回打ち上げ成功は大変な快挙です。これで打ち上げ成功率は96%となり、世界トップクラスの信頼性の記録を更新しました。

こんな快挙がニュースの片隅に追いやられるのは、それだけ我が国のロケット技術の高さを裏付けるもので、むしろ喜ばしい事なのかも知れません。

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またまた浜松に台風が上陸

台風18号は6日午前8時頃、浜松市付近に上陸、これで4年連続で台風の直撃となりました。明け方から風雨が強まり、特に7時頃がピークだったように思われましたが、風がうなりを上げて吹き荒れました。逆に上陸したとされる8時頃には風も収まっていました。
7時過ぎに市内を流れる河川2本が警戒水位を超え、市内東南部に避難勧告が発令されましたが、幸い堤防の決壊はなく大きな被害はなかったようです。

県西部地方では大きな被害は出ませんでしたが、静岡市清水区では巴川流域で住宅多数、が浸水する被害があり、更に沖津、由比の間で線路脇の斜面が崩れて東海道線の線路が上下線とも土砂に埋まっています。復旧には相当期間を要する見込みで、現時点で開通の見込みは立っていません。

太平洋に面していますので、台風の襲来は仕方のないことで、過去にも伊勢湾台風や狩野川台風など大きな被害を出していますが、それでも毎年のように台風が上陸するのは困りものです。と言ってどうすることも出来ませんが、同じようなコースを辿りそうな19号が本土に接近しないことを願うのみです。

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台風接近中

台風18号はこの時間、紀伊半島の潮岬沖を時速40kmで北東に進んでいます。当地では夜半から断続的に強い雨が降っていましたが比較的静かな状態が続いていました。ところが、夜明けが近づくにつれ雨脚が強くなり、台風の接近を知らせています。

浜松市では市内に避難準備情報を発令して、小学校などに避難場所にを設置しています。今のところ大きな被害の情報はありませんが、朝の通勤時間帯を直撃するため混乱が心配されます。幸い、今のところ海上を通過する見込みなので最悪の事態は免れそうですが、それでも最大風速は55メートルと大変強い勢力を保ったままなので、油断できません。

JR東海道線は始発から全ての列車の運行を中止しています。当地はここのところ、毎年台風の直撃を受けており、またかと言う感じですが、大きな被害が出ないことを祈らずにはいられません。

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ひまわり8号、7日打ち上げ決定

気象庁はH-IIAロケット25号機に搭載して打ち上げ予定のひまわり8号について、7日14時16分~18時16分(日本標準時)に打ち上げると正式に発表しました。7日の打ち上げは当初から予定されていましたが、台風18号の影響もあり、予定通りに打ち上げられるか心配されていましたが、打ち上げに支障なしと判断された模様です。

ひまわり8号は次世代型と呼ばれ、従来の気象衛星に比べて解像度が向上し、使用する波長も現在の5種類から16種類に大幅に増えてこれまでモノクロだった画像がカラー化されます。また、従来30分毎だった撮影時間が10分に短縮され、よりきめ細やかな観測が可能になります。

現在台風18号が接近中ですが、今後はより正確な位置の特定や勢力の把握をすることによって災害の防止に貢献することを期待したいと思います。

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日本海の味、のどぐろを食す

プロテニスプレイヤーの錦織選手の好物はのどぐろだそうです。島根県出身なので、やはりと言うか地元、日本海の産物が馴染み深いのかも知れません。で、のどぐろですが、地元での消費が大半のようで、私の住んでいる太平洋側では見ることさえありません。

そこで、かねてから機会があったら一度味わってみたいと思っていたら、夏に糸魚川に時に立ち寄った回転すしで、のどぐろの握りが品書きに載っているのを見つけました。値段はマグロのトロに匹敵するほどでしたが、ここで会ったが百年目、迷わず注文してしまいました。

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のどぐろの握りです。期待に胸膨らませて口に入れると一種独特の食感と味わいでした。

錦織選手は楽天ジャパン・オープンでも大活躍で見事決勝進出を決めていますが、快進撃の陰にもしかしたら、のどぐろの存在があったかも知れません。

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人命を無視する暴言

こんな言動をする評論家がいるようですが、呆れて物が言えません。
以下Livedoor NEWSからの引用です。

~3日放送のラジオ番組「森本毅郎・スタンバイ!」(TBSラジオ)で、社会評論家の小沢遼子氏が、御嶽山で行方不明者の捜索を中止した自衛隊を非難した。小沢氏は「今日も中止しているでしょ?危ないとかって言うんで。~

はあ、救助活動と戦闘行動の区別も付かないお馬鹿さんですね。戦闘で死者が出るのは当たり前ですが、救助側に犠牲者を出すことはあってはならないことでしょう。別に命を惜しんでいる訳ではないのですよ。救助側に死者が出るような状況で、満足な救助活動ができますか?隊員たちは命を懸けてミッションを遂行していますが、仮に救助側に死者が出れば、更に活動を困難なものにしてしまいます。断腸の思いで中断している状況を少しは理解できませんかねぇ。

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零戦に逢えた

多くの子供たちがそうであったように、戦闘機と言うものは兵器と言う範疇を越えて、カッコイイ存在でした。中でも零戦は、旧日本軍が作り出した最高傑作機として多くのファンを魅了しています。工業が今ほど発達していなかった時代に、全部で1万機ほど製造されたこと自体が驚きですが、終戦後連合軍によって残った機体は全て破壊されたり、持ち出されてしまいその雄姿を見ることはできなくなってしまいました。

やがて時が移り、海外で発見された機体が返還され手復元され各地に展示されるようになってきました。航空自衛隊浜松基地は航空自衛隊の発祥の地とあって、歴代航空機を展示する広報館、エアパークが開設されています。そのエアパークには三菱重工によって風元された零戦52型が展示されていますが、地元なので何時でも行けると言う気持ちが強く、これまで足を運ぶことはありませんでした。ところが、昨年宮崎アニメの風立ちぬによって零戦への思いが強くなり、先週のエアファスタの際に初めてエアパークを訪問しました。

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ありました。二階の通路から展示スペースに回ると、いきなり目の前にゼロ戦が展示されていました。あまりにあっけなく対面できたのでちょっと面喰ってしまいました。

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エアパークの展示格納庫には多くの航空機が展示されていますが空中に吊るされて展示されているのは零戦だけです。良く見ると私のように足を止めてカメラに収める人と、全く目に留めずに他の機体の下に向かう人と様々でした。

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特攻に使われた歴史があるからでしょうか、稀代の名機にしては説明も地味なものでした。零戦は零戦であってそれ以上でもそれ以下でもありません。今から70年以上も前に、当時の技術を駆使して独力で作られた、世界レベルの傑出した航空機としての展示としては少々物足りなく感じてしまいました。北向きなので逆光になってしまうのも残念です。

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どうなる香港民主化

香港では行政のトップである行政長官の選挙で、親中国派の梁振英行政長官に対し、民主化を求める学生たちおよそ2万人が金融街の道路を占拠して辞任を要求して緊張が高まっていました。警察は強行突入の構えを見せるなど、第二の天安門事件に発展する可能性もあると世界の注目を浴びています。学生たちは政府本部庁舎を占拠する構えを見せており、政府側の対応が注目されていましたが、政府側が学生代表との対話に応じる姿勢を明らかにしました。

行政長官選挙は間接選挙であるため、選挙権を持つ選挙人の選出が事実上の信任となるので、選挙人の構成が行政長官選出に大きく影響します。一国2制度を標榜している香港ですが、実際は中国政府の支配下にあり、民主化に親しんできた香港の民衆の不満が高まっていました。学生デモはこうした感情が形になって表れたものですが、それではこれで民主化が進むかと言えば、そこは反対する者は丸腰の学生でも戦車で蹂躙してしまうお国柄ですから予断を許しません。世界が関心を持ち続けることが政府の暴挙を防いでいる形ですが、平穏理に解決して欲しいものです。

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御岳噴火災害死者47名に

御岳山は相変わらず活発に噴煙を上げているようですが、昨日はCH-47大型へりを投入して遺体の搬送が一気に進みました。遺体の検視結果からは頭部の損傷が致命傷となったことが判明しましたが、火口に近い付近に居合わせた登山者がより多く犠牲になった模様です。死者は47名となり、噴火による犠牲者としては戦後最悪の災害となりました。

頭部の保護については落石の場合と同様に、ザックを頭上に載せるのが効果的だと思いますが、かなり大きな噴石もあったようですから運、不運も大きかったのではないでしょうか。現場は火山灰が厚く降り積もっていることから、未発見の遭難者が残されている可能性もあります。季節的にそう遠くない時期に降雪も予想されることから残された時間は多くありませんが、安全第一に迅速に救出作業を進めて欲しいものです。

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CH-47J大型輸送へり。55名を搭載可能で、短時間で多くの人員の輸送が可能です。

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エアフェスタ浜松2014その4

自衛隊と言えば様々な機密に包まれている組織と言ったイメージを持つ方が多いかも知れませんが、最近は広報活動を重視しているようにも感じらえます。例えば基地警備に使われている軽装甲機動車ですが、昨年は他の車両と異種にただ展示されていただけでした。この車両、名前からして装甲が薄いイメージで、某評論家は防弾性が乏しいと酷評していましたが、実際どんなものかかねてから興味がありました。

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昨年の展示の様子。車内の様子を見ることはできませんでした。

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ところが、今年は文字通り解放状態で、自由に運転席に乗ることができるようになっていました。気になっていた装甲の厚みもご覧の通りです。勿論、どの程度の防弾性があるかは公表されていません。

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浜松基地には各地の高射隊に地対空ミサイルパトリオットの運用を指導する高射教導群があり、実際の機材が配備されています。

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パトリオットの発射機、キャニスーターと呼ばれる容器に収容されていて、右側が航空機用のPAC-2で1発、左側が弾道ミサイル用のPAC-3で4発が入っています。

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基地防空用の81式短距離地対空誘導弾の発射機です。低空で侵入にする巡航ミサイルなどに対処します。

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81式の後継の新型地対空ミサイル、11式短距離地対空誘導弾で81式よりも大型化して、その分射程も伸びているものと思われます。

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携帯電話各社の臨時中継基地。大勢の来場者に対応するため、基地内に中継局が作られていました。

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