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2014年12月 5日 (金)

米国社会の現実

人権問題先進国であった筈の米国で目を覆いたくなるような事件が続発しています。黒人の少年と青年が白人の警官から一方的に銃撃されて死亡する事件で黒人社会の怒りを買っていますが、今度は取り押さえの際に、禁止された首を絞める行為をして容疑者を死亡させた警察官が不起訴となって新たな怒りに火をつける事態となっています。この事件は目撃者によれば警察官の誤認で、死亡した黒人男性はもめごとの仲裁に入っただけだったと言うことです。

容疑者を禁止された行為で死亡させ、しかも犯罪容疑が誤認の可能性が高いのに白人警察官と言うことだけで陪審員が不起訴にしたようですが、あまりに露骨な人種差別には呆れるばかりです。米国の良識、司法制度はここまで腐ってしまっているのかと、この現実にショックを受けています。

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