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2014年12月21日 (日)

STAP細胞とはなんだったのか

STAP細胞問題に結論が出ました。小保方氏が200回作った筈なのに、いくら再現を試みても、論文で発表されたような万能細胞は、ただの一個も作れなかったと言うことでした。STAP細胞はES細胞と違って、簡単な操作で作ることができると言うのが触れ込みだったのに、外部機関はおろか理研の検証チームでさえも1回も成功しなかったのです。

論文を発表し、記者会見まで開いておきながら、その事実を再現できないと言うことはあってはならないことです。もし、検証を行わなければ誤った事実がそのまま真実としてまかり通ってしまうところでした。理研と言う組織は、科学的研究を最先端の環境で行う為の国家的な機関だった筈なのに、この結果は大変残念と言う他はありません。
この出来事によって理研の活動は停滞し、組織は縮小、予算も削減されることとなってしまいました。一体この騒動は誰が主導し、混乱を招いたのか、何一つ明らかになっていません。小保方氏は理研を退職するとのことですが、このような騒動を引き起こした当事者として、事の顛末を明らかにする責任がある筈なのに何一つ語ろうとしないのは無責任と言う他はありません。自殺者まで出してしまった一連の出来事について、真実を明らかにして欲しいものです。

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