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2015年2月17日 (火)

津波被害のF-2戦闘機が復活

東日本大地震では組織を挙げて被災者の救助活動に奮闘した自衛隊ですが、自身も大きな被害を受けました。松島基地に配備されていたF-2B戦闘機18機が津波により水没し、使用不能となってしまいました。F-2戦闘機は日米共同開発機で機体の主要部分は米国で生産されましたが、すでに生産ラインは閉じており、新たに調達することはできませんでした。

このため、修理可能と判定された13機について修理作業に取り掛かっていましたが、その内の106号機が修理を終え、テストフライを行いました。F-2Bはパイロット養成用の複座型ですが、津波被害により十分な訓練ができなくなり、米国までパイロットの訓練性を派遣するなど大きな影響が出ていました。今後順調に修理が進めばこのような状況が回復する訳ですが、装備を集中配備せず、分散させることにより万が一の事態に備えることも、これを機会に検討されるべきではないでしょうか。

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