東京女子医大の医療事故
昨年、東京女子医大で腫瘍の手術を受けた幼児が、禁止された鎮痛剤の大量投与を受けて死亡した事故で両親が病院の麻酔科の医師5人を傷害致死で告発しました。これは事故ではなく事件です。この事件、報道で以前から知っていましたが、知れば知るほどひどい事件です。
本来人工呼吸器を使用中の幼児には使用が禁止されている「ポロポフォール」を成人の2.7倍にまで段階的に投与しており、両親が言うところの「人体実験」であった可能性が高いものと断じざるを得ません。しかも、今日に至るまでこの薬剤の投与の理由や投与量について、何ら説明がなされていないことから、両親の訴え通りのことが行われたものと思われます。
客観的に見て、なんら必要のない危険な薬剤をしかも安全な量をはるかに上回って投与するなどは、生命を無視した大変危険な犯罪行為です。関係者は厳しい法の裁きを受けなければなりません。
| 固定リンク
コメント