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2015年2月 5日 (木)

中国が韓国のミサイル防衛に異論

中国と言う国は自分達のやることは常に正しく、相手のやることは間違っていると言うスタンスをとる国ですが、あまりの身勝手さに呆れるばかりです。韓国では弾道ミサイル防衛として米国のTHAADミサイルシステムを導入しようとしていますが、これについて憂慮を表明したということです。

以下中日新聞からの引用です。

~韓国の韓民求国防相と中国の常万全国防相は4日、ソウルの韓国国防省で会談した。同省関係者によると、米国がミサイル防衛(MD)の一環として韓国配備を検討中とされる最新鋭の地上配備型迎撃システム「高高度防衛ミサイル(THAAD)」について、中国側が憂慮を表明した。~

言うまでもなくTHAADは迎撃ミサイルであって他国を攻撃するものではありません。対する中国は核弾頭を含む弾道ミサイルを多数配備しています。また、ロシアから弾道ミサイルの迎撃能力を持つとされるS-300対空ミサイルを配備しており、より能力の高いS-400の購入に合意したと報道されています。更に弾道ミサイル防衛システムの自国開発も進めています。

このような中国が他国の防衛装備について口をはさむのはまさに「どの口が・・・」状態です。どの国も自国の安全を守る権利と義務があります。今回の中国の態度は認められるものではありません。

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