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2015年3月31日 (火)

古賀氏暴走問題はどっちもどっち

元官僚の古賀氏がテレ朝の報道ステーションに出演し、降板に至った経緯を暴露する発言をして物議を醸しています。古賀氏によれば局上層部や司会の古舘氏のサイドの意向により降板することになったと一方的に発言すると、それを遮ろうとする古館氏と言い合いになったものです。

古賀氏の発言は蛮勇とも言えるもので、番組が局の意向によって制作されている限り、それに逆らうことはできません。また今更恨み言を言ってみても、それでどうなることでもないことは当人が一番判っている筈です。ただ、被害者ぶっているテレ朝にも問題があります。古賀氏は経産省在職当時から政権批判を繰り返していましたが、そんなキャラクターをさんざん番組で利用してきたのですが、元官僚に分野外の外交や安全保障のコメントをさせるなど、政権批判ありきの起用が見え見えでした。

奇しくも、古賀氏に名指しされた菅官房長官が放送法を持ち出しましたが、テレビ局が免許制であることから裏で何らかの働きかけが有り得ることは容易に想像がつきます。古賀氏、テレ朝、官邸の見えない関係がなんとなく透けて見えるような気がします。

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