三菱テレビ障害騒動
少し前の話ですが、三菱電機製テレビのリアルが突然電源のON/OFFを繰り返し、受信ができなくなるトラブルがありました。判っているだけで出荷されたほぼ全数、162万台に障害が発生したということです。このほか船井電気、日立電気の一部製品でも同様の障害が発生した模様です。
原因は別メーカーがテレビの更新ソフトを放送波に乗せて配信したところ、無関係だった三菱製にダウンロードされ、誤作動を引き起こしたようです。三菱側からの要請により、配信を中止したところ、不具合は解消したということですが、正直驚きました。
現在の家電製品にはパソコン機能が組み込まれ、複雑な操作を制御していることは理解していたつもりですが、まさか出荷後もプログラムの更新を、しかも電波を使って配信していたとは驚きです。家電に密かに個人情報を送信する機能が搭載されているとの話を聞いたことがありますが、今回の件で、全くの絵空事とも笑えなくなってしまいました。
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コメント
今日、三菱から不具合の原因が搭載したソフトの不具合だったと発表がありました。今後、従来と同様に放送波を利用して改良ソフトに更新する予定のようです。
投稿: 雨辰 | 2015年4月 9日 (木) 14時53分