エアバスA400Mがスペインで墜落
ネパール大地震で理不尽にも開発構想を中傷されてしまった国産輸送機C-2ですが、そのライバル機と目されているエアバス社のA400Mがスペインで離陸に失敗して墜落炎上しました。現在のところ事故原因は明らかになっていませんが、事故写真を見る限り機体がバラバラになっていますので、空中分解を起こした可能性があります。
A400Mは長距離飛行を実現するため、現在主流のターボファンではなく敢えて燃費の良いターボプロップエンジンを新規開発して搭載していますが、そのことによって開発期間が延長してしまい、コスト高を招いてしまいました。2009年に初飛行を成功させましたが、機体重量が12トンも超過したりして、やっと今年3月マレーシアに量産初号機を納入したばかりでした。
墜落の原因が、機体のトラブルによるものなのか、操縦に起因するのか不明ですが、原因を究明して再発防止策を講じて欲しいものです。
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