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2015年5月 4日 (月)

南アルプスのライチョウのヒナ保護へ

環境省が南アルプスに生息するライチョウのヒナの保護に乗り出すと今朝の中日新聞が伝えました。ライチョウは本州中部の高山帯に生息し、国の特別天然記念物に指定されていますが、1980年台には約3000羽と推定されていた生息数が現在では2000羽程度に減少しています。原因として生息環境の悪化や外敵の増加が考えられ、ヒナの2、3割が孵化後1ヶ月の間に命を落としてしまうということです。

保護の方法として生息地に職員を常駐させて保護用のケージを設置し、夜間や雨天にケージに誘導して外敵の襲撃や濡れによる体温低下を防ぐと言うことです。この方法は2012年に信州大学中村浩志名誉教授によって乗鞍岳で実践され効果が実証されていると言うことです。自然保護の手法としては違和感がしないでもありませんが、ツバメが人家や道の駅などに営巣して外敵を避けて繁殖していることを思えば、ぎりぎり許される範囲なのかも知れません。

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蝙蝠岳付近で見かけたライチョウ。通常は点滴を避けてガスがかかったような時に行動するので、天気の良い時に見られるのは珍しいことです。登山者の増加によってハイマツが減少するなどしており、生息環境の改善も急務です。

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