西日本車中泊の旅 4日目津和野
ブログの更新が遅れ気味となっています。遅ればせながら、4日目の様子を。
松江から西に進むと、少し南側に入った所に小京都と呼ばれる津和野があります。SLの山口号が通ったり、白壁の土塀が残ったりと人気の観光地ですが、ここでも私の目的はお城です。
山上に築かれた石垣。津和野城は中世から山城が築かれ、戦国末期に石垣が築かれたと考えられています。今では観光リフトで手軽に登ることができますが、ここまで石を運ぶのはさぞや大変なことだったのではと思います。
2000年に起きた鳥取県西部地震で、大手門の石垣の一部が崩れたままになっていました。町の方に事情を聞いたところ国の史跡となっているため、勝手に手が出せず困っているとのことでした。我が国の文化行政の貧困がこんなところにも表れていたようです。
頂上は本丸ではなく、何故か三十間台と呼ばれて呼ばれています。かつては天守も築かれたのですが、こちらもなぜか三十間台の下に立っていました。
さだまさしの「案山子」はここからの景色を詠ったものだと言うことを、山を下ってから道の駅の案内書きで知りました。
麓の街から城跡を見上げて。この造り酒屋は山口線の線路近くですが河からはだいぶ上がった所です。
~城跡から見下ろせば 蒼く細い河 橋のたもとに 造り酒屋の レンガ煙突~♪
赤い瓦の商家が並ぶ津和野のメインストリートです。この日も大変熱く、人出は思ったよりも少な目でした。
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