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2015年7月 7日 (火)

徴兵性に言及する民主党

民主党が、安保法制に絡んで将来の徴兵制への危険を指摘していますが、非現実的で反対のための屁理屈としか思えない主張となっています。しかも党内での意見集約も上手くできていない状態で、一旦作ったリーフレットを内容に問題があり、正規の手続きを経ていないとして、安全保障に詳しい長嶋議員が廃棄すると発表しましたが、すぐに枝野幹事長が内容を修正した上で配布するとしています。リーフレットの内容は以下の通りです。

http://www.dpj.or.jp/a/107043

民主党の主張では集団的自衛権が認められれば、徴兵制が敷かれのではないかとしていますが、現在の世界の実態では多くの国が徴兵制から志願制に移行しています。これは徴兵制度が該当名簿から無作為に抽出することになっているため、本人の意思に反して兵役に就かせることになったり、何より能力のない人物を兵士に選び出して、軍の運用に支障を来しかねないためです。

良く言われることですが、現在の軍隊では装備の多くが電子化され、一定の能力のない人間は兵器を操作することさえできなくなっており、もし誤った操作をされれば戦力どころか、味方に大きな損害さえ与えることになってしまいます。

実際、主要国で現在も徴兵制を存続しているのはロシアと今も北朝鮮と戦時下にある韓国ぐらいで、世界中に軍を派遣している米国はベトナム戦争が終結した後、1973年に徴兵制を廃止しています。また多くの人材を軍に集中した場合、産業界に深刻な人材不足を生じ、軍の運用そのものに支障が出る恐れさえ指摘されています。

つまり、現在の世界情勢において積極に徴兵制を施行しなければならない合理的な理由が全く存在せず、民主党の主張は有りもしない幻影の恐怖をあおっているのではないかとしか思えないものです。ただ、将来的に我が国に直接的な危害が及び、国家の存立が脅かされる事態になれば、また別の議論になるのは当然です。

P9280018r

我が国に飛来するミサイルを迎撃するパトリオットミサイル発射器。

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