情けない民主党
安全保障関連法案が昨日の衆議院平和安全法制特別委員会で自民・公明の賛成多数で可決され、野党は強行採決で暴挙だと抗議していますが、民主党の行動もいかがなものかと思います。
浜田委員長が採決に入ることを宣言すると、怒号を発して席に詰め寄りマイクやメモを奪うなど、およそ民主的でない行為を繰り広げました。また、あらかじめ自党の主張を書いたプラカードを用意してカメラに見せつけるようなパフォーマンスを演じましたが、国会と言う言論の府であれば、言論で主張すべきで全く賛同できません。民主党は成立の過程で旧社会党出身の議員を取り込み、労働組合の支援を受けていますが、悪しき伝統まで受け継いでは国民の支持は離れるばかりです。
そもそも110時間を超える審議を行ないながら、政府に法案の撤回も修正も迫ることができなければ、野党の主張に見るべきものはないと言うことです。野党は反対の論拠として徴兵制や戦争に加担するかのような主張を行ないましたが、現実的ではありません。個別的自衛権も集団的自衛権も憲法には文言として謳われていませんが、国連憲章には明確な権利として保障されています。独立国として国家、国民の安全を図る法案を整備しておくことは当然のことではないでしょうか。
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