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2015年7月 9日 (木)

残念な舛添知事の変節

新国立競技場の非常識な建設計画について、やっと国会議員から批判の声が聞こえて来ました。以下朝日新聞Web版からの引用です。

公明の石井啓一政調会長は8日の記者会見で「当初は1300億円で収まるデザインと認識されていた。非常に甘い認識だったのではないか」と批判、国会でも問題を議論する必要性を強調した。

 石井氏は「特有のデザインを建設するのには相当の費用がかかる。最初の段階で十分把握できていなかったのはずさんだ」と指摘。総工費が膨らんだことについて「国民によく伝わっていない。国会議員にも丁寧な説明はない」と述べ、事業主体の日本スポーツ振興センターや所管の文部科学省に説明するよう求めた。

 民主の枝野幸男幹事長も会見で「この顚末(てんまつ)はあまりにもお粗末で心配だ。最近の五輪メイン会場は、いずれも3桁の億だ。なぜ東京だけ2500億もかかるのか。財源や完成後の収支のめどが立っているとは言いがたいのに、政府はなぜ、これを強行するのか意味が分からない」と訴えた。

ようやく国会議員からも批判の声が上がりましたが、いささか遅いように思います。もっと早い段階で声を上げていれば、こんな無軌道な計画が正式な機関に上程されることはなかったのではと思います。

それにしても残念なのは、工事費の増大に対して文科省が、東京都に500億円の負担を求めたことに対し、法的根拠がないと猛反対の姿勢を示していたのに、森氏から声を掛けられると、たちまち尾っぽを下げて反対の幟を下してしまいました。恐らく、自民推薦で当選しているので、次の選挙での後援で脅しを掛けられて屈したのでしょうが、今までの威勢の良さを考えれば裏切り以外の何物でもありません。

東京都は発生が予想される直下型地震への対策が急務となっている筈で、500億円をドブに捨てている場合ではありません。まともな施設を作り、浮いた予算はもっと有効な事業に向けられなければいけません。

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