ムービング・ゴールポスト
ムービング・ゴールポストとはあらかじめルールを決めてゲームを始めたのに、いつの間にかルールが変えられてしまうことで、大変アンフェアな行為です。こうした行為を平然と繰り返すのが韓国ですが、いい加減うんざりして来ます。
「明治産業革命」施設のユネスコの世界遺産登録に際し、両国外相会談によって登録について合意したにも関わらず、審議会直前になって徴用工問題を持ち出し、ILOの条文では国家総動員令における徴用は強制労働に当たらないとされているにも関わらず、徴用は強制労働だと主張しました。また日本政府が使った用語を故意に捻じ曲げ、その事実を認めたと虚偽のプロパガンダを始めました。一体外相会談を何だと思っているのでしょうか。
※ 我が国が使用した用語 徴用による労働=Forced to work ○
韓国が故意に使用した用語 強制労働=Forced labor ×
更に驚いたことには、これまで全く言及していなかった施設群に含まれる松下村塾について認められないと言い出しました。理由についてはっきりとした論説は見出せませんが、初代韓国統監となった伊藤博文を輩出していることを捉えたものと思われますが、全くのナンセンスです。良く知られるように伊藤博文は朝鮮の併合には反対の立場に立った人間で、暗殺直前の演説でも「戦争が国家の利益となることはない」語っており、当時の朝鮮を取り巻く国際状況を無視して、総督就任を以って伊藤個人を敵視するのは明らかに見当違いです。
幕末から明治にかけて活躍人物を、多数輩出した吉田松陰の私塾であった松下村塾。このような粗末とも言える学舎から歴史上の人物が幾人も巣立ったことは画期的なことで、世界遺産に充分値すると考えます。
更に更に、今度はランドセルが軍国主義の象徴とか言い出したようですが、最早妄想レベルです。ランドセルは陸軍創設時にオランダの背嚢(はいのう)を導入したものを転用したもので、通学時にカバンを手に持つより安全で合理的です。こんな言い掛かりのようなことを言い出せばキャンプでお馴染の飯盒も陸軍の炊事用具の転用ですが、何が問題ですか?もう馬鹿馬鹿しくて話になりません。
| 固定リンク
コメント