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2015年8月 7日 (金)

危険電気柵が横行

伊豆の電気柵による感電死事故を受けて、浜松市が電気柵の実態調査を行いましたが、危険な状態が放置されている実態が明らかになりました。調査は7月24~31日にかけて、県、市、農協職員らが公道沿いや人家周辺の電気柵471箇所について目視で点検したものです。

点検の結果217箇所(46%)が無表示、家庭用100ボルトを使用している27箇所の内20箇所で漏電遮断装置が設置されていませんでした。家庭用電源を使用しているケースについては今回の事故のように、高圧に変換されているかについては明らかになっていません。

電気柵は経産省の省令によって、危険を知らせる表示板や出力電流の制限、漏電遮断装置の設置が求められています。しかし住民の意識は低く、「通電していることは皆が知っている」「通電は夜間だけだから危険はない」「危険表示板は設置したがいつのまにか無くなってしまった」と言う声が聞かれています。

今回の事故は、①昼間に切ることになっていたとされる電源が切られていなかった、②危険を知らせる表示が全くなかった、③電流制限装置や漏電遮断装置がなかったことによって発生していますが、この事故を対岸の火事としか見ていないように感じられます。

省令については違反した場合の罰則は明確ではありませんが、このような無法状態が改められないのであれば、事故の再発を防ぐ観点から違反者に厳罰を科す罰則の制定が必要ではないかと考えます。

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コウノトリ保護区で見かけた電気柵。保護区域は周囲を柵で囲われ、観光客など外部の人間がみだりに侵入できないようになっていました。

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コメント

伊豆の事故で、柵の設置者の男性が自殺しました。自責にかられてのことだと思われますが、亡くなった2名の方への補償の問題を考えれば、無責任な行為だと思います。このような事態は十分予想されたのに、早期に過失致死傷害容疑で拘留しなかった警察の対応は疑問です。

働き盛りだった一家の大黒柱を失った遺族に、何らかの救済の手が差し伸べられるといいのですが。

投稿: 雨辰 | 2015年8月 8日 (土) 07時55分

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