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こうのとり5号機、任務終了

国際宇宙ステーション(ISS)に観測機材や補給物資を送り届けた後も、ISSに留まっていたこうのとり5号機は昨日ISSから切り離され、本日早朝に大気圏に突入して太平洋上で燃え尽き、任務を終了しました。

こうのとり5号機は米・ロの補給船が相次いで打ち上げに失敗する中で、5回連続で打ち上げに成功し、無事ISSに物資の補給を行いました。我が国のロケット打ち上げ技術や宇宙船の管制技術の高さを改めて立証した今回のミッションでした。こうのとりは現行では再突入時に大気との摩擦熱で燃え尽きてしまう設計ですが、宇宙での成果を持ち帰るためにも、再突入後に地上に到達する帰還船の実用化が望まれます。現在のHTVを発展させたHTV-Xでは帰還機能を持たせたタイプが構想されているようですから、早期の実現を期待したいと思います。

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岸朝子さん逝く

昨日は某歌手の入籍騒ぎでテレビの報道番組は持ち切りでしたが、そんな中で料理界関係者の訃報が伝えられました。グルメ番組の先駆けとなった「料理の鉄人」の審査員として有名になった、岸朝子さんが22日に91歳で逝去されました。

岸さんは主婦でありながら出版業界に入り、雑誌『栄養と料理』の編集長を10年間務めるなど料理関連の記者として長年活躍されました。「料理の鉄人」では料理界の才人たちの料理を食べ続けましたが、決して料理人をけなすことはなく、いつも大変おいしゅうございますとのコメントを述べていました。番組の演出もあり対決色の色合いが濃いスタジオにおいて、穏やかな風貌と相まって、柔らかなコメントがどれだけ番組に落ち着きをもたらしたか、その功績は大変に大きいものがありました。

最近はテレビに映る機会も少なくなっていましたが、日本の料理界に残した功績は多大なものがあったのではないでしょうか。謹んでご冥福をお祈り致します。

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スーパームーン

昨夜は仲秋でしたが、生憎当地では雲に隠れて月を望むことはできませんでした。明けて本日はスーパームーンとやらで、月が地球に最接近して大きく見える日と言うことです。仕事帰りに東の空を見ると見事な月が上っているので、一日遅れの月見を楽しみました。

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我が家の庭から撮影したスーパームーンです。

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落とし物の後始末

山に登る際はいつもカメラと三脚を持参しています。デジカメの写真には撮影時の日付や時刻が記録されるので、後日、あの山であの花を見たのはいつ頃だったんだろうと言う時には、写真の記録を見て次の計画の参考にしています。実は三脚はグループで行った時の集合写真を撮る時に使う位で、あまり使う機会はないのですが、ほとんど癖のようなもので、ザックのサイドベルトに付けて持ち歩いて来ました。

ところが先日の青薙山登山から帰って、荷物の整理をしていたら三脚のパンハンドル(下の写真の枠線内の部品)がないことに気が付きました。

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これまでこんな具合にザックに取り付けていて、脱落するような事故がなかったので、全く気にしていませんでしたが、実際見ると該当部分が抜け落ちていました。この三脚も購入してから随分経つので、新しいものを買いなおしても良いのですが、他の部分は全く問題ないので修理することに決めました。

メーカーのHPをのぞくと、部品代は@1200円(税抜き)ですが、送料と代引き手数料が別途700円ほどかかってしまいます。製品自体は既にモデルチェンジしており、現行品は5000円ほどなので2000円と言う金額は微妙です。しばし考えましたが、市販のねじで代用品を作ることにしました。

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ホームセンターで寸切りボルト(ボルトの頭がないネジだけのボルト)とスペーサー、木の丸棒を買って約500円ほど。ボルトと丸棒を必要な長さに切って、ドリルで穴あけし、ボルトを丸棒に接着して出来上がり。ボルトにカラーとワッシャーを通して雲台に取り付けて完成です。丸棒を回すとしっかり固定できました。

パンハンドルが脱落したのは長年の使用によってネジがゆるんだのが原因だったのかも知れませんが、いつもの延長だからと言った気のゆるみが、本当の原因だったのかも知れません。

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栗城氏5度目チャレンジもエベレスト断念

前回の挑戦で凍傷にかかり手の指9本を失いながら、エベレスト西稜から登頂を目指していた栗城史多氏は27日、積雪が深く、行動に時間がかかり過ぎるとして自身5度目となるエベレスト登頂を断念したことを明らかにしました。

栗城氏はこれまで2009年、2010年、2011年、2012年にエベレストを目指していますが、いずれもデスゾーンと呼ばれる8000m地点まで到達できておらず、今回もサウスコル(7900m)へも到達できませんでした。

エベレスト登山には現地までの遠征費用に加えて数百万円もの登山料が必要とされるため、一般人では何回もトライすることはできません。では何故栗城氏が5回もチャレンジできたのか?それは彼が企業に働きかけてスポンサーになってもらい資金を提供してもらっているからです。スポンサー企業を募るのは海外登山を目指す場合にはよくあることですが、彼の場合、「単独」「無酸素」と言うフレーズを使って活動をアピールしています。

単独、無酸素と言うのは、登山をより困難にするために登山者自身がハードルを上げる訳で、他人が設置したロープの使用やシェルパなどによるルート工作などの援助を除外するなど具体的な行動が定義づけられています。、栗城氏の場合はすぐ下のキャンプにシェルパがボンベを持って待機していたり、他の登山隊が設置したロープを使用するなど登山界からは単独、無酸素の名に値しないと言われています。

まあ、この辺は法律的な問題ではありませんので、自称と言うことで許されるのかもしれませんが、前回のアタックでは凍傷にかかり、シェルパに救助されながら二次キャンプまで下山し、ヘリで搬送されるなどしていながら、今回のアタックを敢行していた訳ですが、5回トライして8000mに一度も到達できないのでは、登山家としての資質を疑われても仕方ありません。

今回の登頂失敗を踏まえ、現在のようなスタイルでの登山活動を見直す必要があるのではと思います。

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悲しい便り

このところ著名人の訃報が相次いでいますが、私のところにも一枚の葉書が届きました。差出人は地元の手打ちの蕎麦屋で、閉店の挨拶でした。葉書によればこの夏に店主が亡くなり、止む無く閉店せざるを得なくなったとのことです。この店はこの季節になると新蕎麦の便りをくれるのですが、今年は悲しい便りとなってしまいました。

文末に近県に営業しているお店の案内があったので、ネットで調べてみると息子さんが移り住んで同じく十割蕎麦の店を開いていたようです。店名は違いますが、蕎麦の味はそのまま受け継がれているようです。これから新蕎麦のシーズンですが、是非この店に行ってみようと思いました。

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※この写真は別の店のものです。

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VW排ガス不正問題

フォルクスワーゲンが米国で販売していたディーゼル車について、エンジン制御プログラムに排ガス測定時のみに作動するモードを設け、規制をごまかしてクリアしていた問題が深刻化しています。これまでも、静止した状態での測定と実際に走行した時ではNoxの値が相当違っていることが指摘されていましたが、まさか専用の対応モードまで作っていたとは驚くばかりです。

ガソリン価格が安く、大排気量のガソリン車が好まれる米国と違って、ヨーロッパでは燃費が良く、COの排出量が少ないディーゼル車が好まれる傾向にありました。我が国でも燃費が優れていることで、RV車を中心にディーゼル車が盛んに販売された時期がありました。ところが、黒煙問題やNoxについての規制が厳しくなり、多くの車からディーゼルエンジンのラインナップが消えてしまいました。

私も当時1BOXタイプのディーゼル車に乗っていましたが、燃料代が安いこと、低燃費による給油距離が長いことなどディーゼル車のメリットは大きいことを実感していましたので、排ガス問題をクリアしたクリーンディーゼルの実現に期待を寄せていました。日本ではコモンレール方式や尿素を使った触媒システムの採用などで、トヨタのGD型エンジンではNoxを最大99%削減可能としています。また、マツダのSKYACTIV-D方式では尿素による触媒を不要としています。

このように他のメーカーが技術開発に心血を注いでいる中で、測定時のみクリーンなエンジンをあたかも環境対応エンジンであるかのように販売することは、不正な競争以外の何物でもありません。このようなことは特定の技術者や部門の独断でできることではありません。相当上位の経営陣の関与が疑われます。

今後VW社に対しては制裁金や賠償問題、法令違反に対する刑事責任など、経営の根幹を揺るがす事態になることは必至です。愚直とさえ言われたドイツ人が何故このような安易なごまかしに走ってしまったのか、今後の解明が待たれます。

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環境保全は人類に課せられた重い課題です。企業が自身の利益のために、ないがしろにすることは許されません。

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マスターズ陸上世界記録保持者は地元出身者

シルバーウィーク最終日の23日、京都市西京極総合運動公園補助競技場で行われた京都マスターズ秋季記録会で、市内在住の105歳の宮崎秀吉(ひできち)さんが105歳から109歳の区分で記録に挑み、100mで44秒22、砲丸投げで3m25をマークし、同クラスでの世界記録として認定されました。

宮崎さんは100歳から104歳の部で、100m29秒83の記録を持っており、今回の記録には「目標としていた35秒台に遠く及ばず涙が出た」と残念がっていたそうですから、老人パワー恐るべしです。

宮崎さんは浜松市天竜区春野町出身で農協職員をしていましたが、30年ほど前に京都市に住む娘さんと同居し、92歳になって陸上競技を始めた遅咲きの競技者です。「成績が悪かったのでここで止めるわけにはいかない」と今後も現役続行を宣言したそうです。

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青薙山 その他の写真編

青薙山登山の最終編として、本文記事に使用しなかった写真編です。今回は概ね晴れに恵まれたのですが、肝心の主稜線の天候には恵まれず、対岸の好位置にも関わらず聖岳や赤石岳のアップの写真が撮れなかったのが残念でした。

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林道歩きの途中で見かけた沢の堰堤。単調な林道歩きを癒してくれます。

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シロヨメナ、登山道脇のこうした野草が登りの苦しさを支えてくれます。

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赤崩の岩肌をドラマチックトーンで

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白峰南嶺の名峰笊ケ岳の双耳峰。

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赤石、荒川三山をかろうじて。この後雲に入ってしまい赤石岳を撮ることはできませんでした。

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青薙山頂から見た聖岳。山頂付近は木々が密集しているので、樹林越しに見える場所を探しての1枚。

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同じく悪沢岳。

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頂上手前で見かけたテントが張れそうな草地。

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赤崩の源頭から見下ろした全景。赤い橋は畑薙橋。

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池ノ平の水場で見かけた洞だけになった大木。こんな木の根元から湧いていると思うと、益々この水がありがたく思えてきます。

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山は超満員

5連休とGW並みの大型連休となった今年のシルバーウィークですが、実に5年ぶりで次は11年後になるとのことです。各地の行楽地も多くの人出で賑わっているようですが、南アルプス南部の登山口である井川の畑薙第一ダム周辺は多くの車で駐車場は満車、周辺どころか何キロにもわたって路肩に駐車した車列が続いていました。7年前にお盆の休みに来た時には何とか駐車場に止められたのですが、ここ何年かで登山客が急増しているのでしょうか。

畑薙第一ダム周辺にはゲートのある沼平に40台止められる静岡市の駐車場が、ダムから少し下ったところに特殊東海フォレストの送迎バスの利用客のための150台駐車可能な駐車場があります。その他ダム西側に10台程度駐車可能ですから合わせて200台ほどが駐車可能なのですが、今回は300台ほどの車が押しかけてしまったようです。

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送迎バス利用者駐車場、下山時に撮影したので歯抜け状態になっていますがそれでも21日午後3時の時点でこんな状態です。

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駐車場からはみ出した車が路肩に延々と駐車していました。正面の車や白線で囲った枠内。

私が登山を始めた40年前は椹島への林道は自由に自家用車が通行でき、赤石岳や荒川岳へのアプローチに利用していましたが、この時期でも数台の車しか見かけませんでしたから、隔世の感があります。

1台に3名乗車として300台で900人です。稜線上の主要な山小屋の定員は荒川小屋100人、赤石避難小屋30人、百閒洞山の家60人、聖平小屋120人、茶臼小屋60人などです。これらを合計すると約400人です。小屋には泊まらずテント泊の人もいますから実際はもっと緩和されますし、尾根上には千枚小屋100人、赤石小屋100人がありますから更に分散することになるのでしょうが、みんなが都合よく割り振られる訳ではありませんので、集中して混雑したところが出たのではないかと思います。

環境保全のことを考えれば、収容人員を大きく増やすことは許されないと思いますので、登山客をどうコントロールしていくのかが大きな課題だと思います。

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南ア 青薙山登山編

人気のない山中で夜を明かす場合、夜中に獣たちの足音や鳴き声が気になったりします。池ノ平は水場なので、多くの動物がやって来るのではと気になっていましたが瀬音にかき消されたのか、朝まで動物の存在を感じることはありませんでした。

池ノ平から5分ほど登ると赤崩の縁に出ます。右手の樹林帯から入山してから初めてシカの高い鳴き声が聞こえましたが、姿を見つけることはできませんでした。

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思わず息を飲むほどの壮大なスケールの崩壊地が目に飛び込んで来ました。ガレの上に顔を出しているのが青薙山です。

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ここを通るのは随分久しぶりですが、こんな縁を通った記憶がないので、ガレは年々拡大していると思われます。いつかこの登山道も消えてしまうのかも知れません。日差しの当たっている部分を見ると岩が赤っぽいのが判ります。赤崩れの由来と思われます。

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青薙山は全山が木々に覆われていますので、中々展望が得られませんが、ガレの縁は遮るものがにので、遠くの山が望めます。赤石岳から荒川三山にかけての眺望です。

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赤崩れの起点である赤崩の頭を過ぎるとゆるやかなトラバース帯に入ります。ところどころに目印の赤布やテープが巻かれていますが、ガスに巻かれた時などは難儀をするかも知れません。

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池ノ平を発って、初めて目にする地点を明示した標識。GPS高度計で、現在位置はそれなりに把握はしていても、実際の地点が判るのは心強いものです。

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低い笹が出て来て、頂上がそう遠くないことを窺わせますが、行っても行っても中々山頂に着きません。

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山頂には思いがけずに立派な標柱が立っていました。社有林の表示があり、このあたりの山は特殊東海製紙(旧東海パルプ)の持山であることが判ります。

樹林の中なので展望はありませんが、木々の枝越しに何とか聖岳が見えました。今日(9月21日)は天気が不安定で3000mの稜線にはすぐ雲がかかってしまい、折角重たい望遠ズームを持ち上げましたが、ほとんど出番はありませんでした。

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来月に入れば標高2300mにある涸沢の紅葉が見ごろを迎えますが、同じ標高でもこちらはごく一部が色づいた程度です。

池ノ平から写真を撮りながら、6時間ほどで山頂を往復できました。下山まで全く人に合わない贅沢な山歩きを満喫です。

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夢の世界

登山をしていると一番欲しくなるものは水です。飲料としてはもちろん、食事の支度に水は欠かせません。もし、その日のルート上に水場がなければ、必要とする水を全て持ち運ばなければなりません。我が国は世界でも屈指の水資源の豊富な国のようですが、いつどこでも手に入る訳ではありません。一日歩いてテントを張る時、豊富な水量の水場が近くにあるのとそうでないのとは天国と地獄ほどの差があります。今回は、山中に湧き出る水が好きなだけ手に入る素晴らしいテント場に行って来ました。

さてシルバーウィークは大変な人出が予想されると言うことで、当初予定した山域を変更することにしたのは先日お知らせした通りですが、20日、21日と1泊2日の予定で南アルプスの青薙山(あおなぎやま 2406m)に登って来ました。この山は標高の割に入山者の少ない山ですが、今回も他の山が大勢の登山者で混雑する中、2日間で出会った登山者は2人だけと言う別世界の静かな山歩きを楽しむことができました。

青薙山の中腹には、池之平と呼ばれる地中から豊富な水がこんこんと湧き出る平坦地があります。前回1999年の夏に訪れた際には連日の雨で缶詰状態になったためか、幾張りものテントが立ち並び、ちょっとしたテント村のような状態でした。今回は5連休と言うことで、当時の再現かと心配しましたが、登山口の車の大洪水が嘘のように下山者2人と会っただけで、2日間貸し切り状態で山を楽しむことができました。

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池ノ平の水源、地下から豊富な水が湧き出ています。豊かな樹林に覆われた山ですが、不思議なことに水が汲めるのはこの場所だけです。

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湧き水の豊富なことは沢に流れ出る水量を見れば一目両全です。

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青薙山全体では針葉樹が大半ですが、池ノ平周辺は広葉樹が多くなっています。

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登山で冷たい水が手に入ることほどありがたいことはありません。今日はここがテントサイトなので、のんびり時間が使えます。まずは冷たい水でニッカの余市を割って至福のひと時です。

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青薙山はトリカブトが至る所で咲いていますが、頂上付近でも未だに花を付けていてビックリ。私が初めて赤石岳に登ったのは秋のお彼岸の頃でしたが、頂上の避難小屋で一泊している夜の間に初雪が降って驚かされました。標高が違うとは言え、これも温暖化の影響でしょうか。

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自分以外の登山者は全く現れず、静かな空間と時間を独り占め。まるで夢のようなひと時を楽しむことができました。

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ご都合主義

安保関連法が国会の混乱を経てやっと可決、成立しました。かつて自・社対立の55年体制下の国会では乱闘騒ぎや牛歩戦術による採決引き延ばしが度々行われ、国民の顰蹙を買いました。与党になる前の民主党はこれらを反省し、旧態依然たる行動は取らないとして責任野党としての立場をアピールしました。

このような努力があってか、一度は政権の座についたのですが、あまりに稚拙な政権運営やポッポ・イラ菅総理の暴走によって完全に国民に見放されてしまいました。一方の自民党は相変わらずの利益誘導型の政治から脱却できていませんが、野党が次から次へと失策を演じてくれるので、高枕の状態です。この週末には内閣支持率や政党の支持率の世論調査があると思いますが、今回の国会の有様を国民がどう評価しているのか、その結果が楽しみです。

ところで、今回の法案成立を受けて中国外務省が「日本は専守防衛政策と戦後の平和発展路線を放棄したのではないかとの疑念を国際社会に引き起こしている」とのコメントを発表しましたが、今まで散々「侵略の歴史を無視して」とか「軍備を増強して軍拡を続けている」と我が国を非難してきたことなどまるで忘れたかのように、これまでの姿勢を評価するかの論調です。

事実を歪曲しても、自国に都合の良い主張をするのが中国政府ですが、さすがにこれはご都合主義ではないでしょうか。

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姫路城天守にドローン衝突

本日午前6時15分頃、世界遺産に登録されている国宝姫路城の大天守6階にドローンが衝突し、5階の屋根に落下するところが警備員に目撃されました。衝突により天守南側窓枠の水切り銅板に傷が付きましたが漆喰壁や屋根瓦には今のところ被害は見つかっていません。

恐れていたことが現実となりました。これまでも姫路城ではドローンが確認されて来ましたが、実際に被害が出たのは初めてです。現在のところ、ドローンの所有者は特定できていないようですが、貴重な文化財周辺でドローンを飛行させるのは文化財保護の観点からも問題です。事件発生時刻は姫路城の入場前の時間ですから、あらかじめドローンに飛行コースをプログラムした上で飛行させたか、ライブカメラを使い遠距離から操縦したものと思われます。

ドローンは撮影や調査、運搬などの分野で今後の発展が期待される一方、テロや犯罪の危険性が指摘されて来ました。今回のドローンの飛行目的がなんであったかは判っていませんが、悪意ある人間が発火装置を積んで衝突させれば、重大な事態を招くことになります。既に米国では、大学生がドローンに銃を積んで連続的に発射させる動画が投稿されていますが、各地で宗教関係者によって寺社などが油をかけられる事件も起きていますので、積極的な防護対策が求められます。

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5月に撮影した平成の大修理を終えたばかりの姫路城天守。このようなことになって大変残念です。

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出発準備

今日からシルバーウィーク突入ですが、5連休となるのは久し振りで各地での混雑が予想されます。私も久々にテント山行に行こうと思っていたのですが、事前の情報収集の段階で人出の多さが予想されたので、目的地を変更することにして荷造りをしています。

テントでの山行も久しぶりだと、記録をさかのぼってみると最後に行ったのが5年前です。最近はもっぱら近くの低山を日帰りで登るスタイルになってしまっているので、久しぶりに軽量テントを引っ張り出しました。私は山岳用には三季用エスパースの3人用と2人用の軽量テント、ツェルトを5張持っていますが、軽量テントを使うのは何と12年ぶりです。さすがにそのまま持って行くのはこわいので、庭で試し張をしてみました。

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軽量テントはモンベルのヘキサと言う名前の床が6角形のモノフレーフのもので、既に絶版になっていますが軽量テントの草分けてきな存在でした。モノフレームなので横風に弱いのがウィークポイントですが、樹林帯であれば積雪期にも使用が可能です。

12年ぶりに張ってみましたが、心配した劣化は見られません。これなら十分使用が可能です。少し日光に当ててから収納しました。

それなりの年齢になって、やっと遠出する時間が取れるようになりましたが、如何せん体力の衰えが心配で、かつてのようにがむしゃらに登ることは考えられませんが、これからは昔歩いた山を少しずつ再訪していきたいと思っています。

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だし汁ってあり?

和食には欠かせない物に「だし」があり、通常「出汁」と表記します。ところが最近「だし汁」と言う表現を良く聞くようになり、違和感を感じています。「だし」は「出汁」で完結している筈なのに、更に汁を付け加えて重複することになります。何故こんなことになったのか?

「だし」について考えてみると以前は鰹節や昆布、しいたけや煮干しなどの天然素材を煮出して使用していましたので、「だし」は汁となって「出汁」が当然でした。ところが、最近は天然だしを工業的に加工して粉末にした「だしの素」が広く使われるようになりました。

以前は汁が当たり前だった「だし」の他に「粉末だし」が使われるようになったことから液体のものを特に区別して「だし汁」なる表現が使われるようになったのではないでしょうか。

この辺のところが気になったので「出汁」について調べてみると、ありました。なんと国会図書館のホームページ「本の万華鏡」の中に「出汁」を特集した記事が載っていました。これを見る限り、やはり「だし」と言う名詞が当初から料理本に記載されていて、この記事を読む限り「だし汁」と言う言葉はどこにも出てきません。やはり「出汁」の表記が正当のようです。

万華鏡のURLは以下の通りです。

http://www.ndl.go.jp/kaleido/entry/17/2.html

※鎌倉時代に書かれたとされる厨事類記に「たし汁」の表記がありますが、内容からして「だし」と言うよりもつけ汁のようです。また、室町末期に書かれた群書類従に「煮出し」を意味する「にたし」の表記がありますが、「にたし汁」とは書かれていません。

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おいしい蕎麦も、出汁が利いた蕎麦つゆがあってこそです。

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議会制民主主義

安保関連法案の委員会採決で国会がもめていますが、民主主義を声高に叫ぶ野党が委員会室を実力で封鎖するなど言行不一致は困ったものです。私は政党としての自民党を支持しない立場ですが、物理的な実力行使や問責決議案の乱発などのような旧態以前とした議会戦術には正直反吐が出ます。

野党は国民の声を無視するなと主張していますが、共同通信が行った8月時点の政党支持率は以下の通りです。

自民党           24.1%
民主党            5.6%
公明党            3.6%
維新の党          1.6%
共産党            2.0%
社民党            0.5%

支持政党なし       61.0%

この結果を与党と野党で見てみると

与党             27.7%
野党             11.3%

となって、野党はダブルスコアで与党に負けています。国会の議席数で言えば、小選挙区制のせいで与党が少ない支持率で野党を圧倒する議席を得ていますが、これは中選挙区制を小選挙区制に変更することを求めた野党の要求が実現した結果です。
何にしても野党の支持率は与党のそれにはるかに及びません。

もし、議席数でははるかに下回るものの、支持率では逆転、または拮抗している状況であれば国民の指示が多数と言えなくもありませんが、このような状況は野党の努力不足、力不足の表れです。議会制民主主義は最終的に多数決による採決で議案の決着を行ないます。もし、本当に議会制民主主義の立場に立とうとするのであれば、正々堂々と採決に臨み、反対票を投じるべきではないでしょうか。言論の府たる議会での物理的な抵抗を国民多数は支持しません。

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いやはや何とも

安保関連法案の審議が大詰めを迎え、連休前の採決が確実視されていますが、昨日はお体裁のように中央公聴会が開かれ、参考人が意見を陳述しました。その中の一人、反対意見の大学生が法案は憲法違反なので改憲するのが筋だと言っていましたが、ハアと思ってしまいました。

私は憲法は時代に沿って改憲すべきとの立場ですが、日本国憲法は欠陥憲法で改正が出来ない仕組みとなっています。言論の府である国会においても改憲に言及しようものなら、とにかく憲法改正反対の一点張りで、将来的な改正に向けて96条の改正さえも許さないと主張する勢力がありますが、理解できません。9条の条文の曖昧さに基づく幾多の混乱がありながら、施行後68年の間、ただの一字も改正ができなかったのは欠陥である何よりの証拠ですが、不条理を正そうとしない姿勢はあるべき姿ではありません。

この点に関して、自衛隊違憲派の人たちも何故か9条を守れとばかり叫び続け、「自衛と言えども軍事力を保持しない」と改正しようと主張しないのが不思議でなりません。現憲法は終戦後に日本を占領した米国が、自国の思惑を押し付けるために担当者に命じて作らせたシロモノで、草案を作った本人が、すぐに改正されるだろうと思っていたと言う曰く付きのものです。

まあ、存続するのも改正するのも国民の意思がいる訳ですが、どこの国の国民投票でも過半数が一般的です。改正するのに衆参両院で2/3以上の賛成で発議しなければならないと言う極端なハードルの高さは異常と言うほかはないのですが、それさえも変えさせないと言う彼らには、過半数の民意を反映すると言う民主主義そのものを否定する暴挙であるかの認識がないようで残念です。

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ふざけるな、茨城県

常総市での行方不明者はこれまで15人と伝えられ、連日捜索が行われていましたが、昨日になって突然茨城県は14人の所在が確認され、1人は虚偽通報だったと発表しました。これ自体はめでたしめでたしなのですが、問題なのはその事実が前日の午後7時には確認されていたのに、常総市への通知は、翌日午前の災害対策本部の会議後に行われたことです。県は「不幸な話ならすぐ表に出さなければならないが、いい話なので対策本部で発表してから伝えればいいと考えた」と問題にされたこと自体が不服な口ぶりですが、あきれ果ててしまいます。

ことは人の生き死にに関わる問題です。多くの国民が胸を痛めて心配していたのに、後回しで構わないとは何を考えているのでしょう。こんな感覚で災害対策がまともにできるとは思えません。

この間も自衛隊は泥水の中に入って捜索を続けていましたが、そうであれば捜索規模を見直して、他の救援活動に振り向けることもできました。情報の価値を正当に評価できない組織は、対処のための資源が足りないことより、はるかに悪質です。

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阿蘇山が噴火

昨日阿蘇山が噴火しました。先日は桜島の警戒レベルが一時引き上げられるなど、昨年の御嶽山の噴火以来、箱根や口永良部島など各地の火山が活発化しています。日本列島が太平洋側からプレートで圧力を受け続けている限り、地下のマグマの圧力が高まることは仕方のないことかも知れませんが、こう立て続けに起こると次はどこかと不安になってしまいます。

我が国の火山被害では天明3年(1783年)に起きた浅間山の大噴火では人家が溶岩に飲み込まれるなどして1624人の犠牲者が出ていますし、安永8年(1799年)の桜島の大噴火では153人が犠牲となっています。現在では観光開発や宅地開発などで、かつてよりも火山への接近が進んでいますので、昨年の御嶽山のように不意打ち的に噴火した場合は大きな被害が出る可能性があります。

火山観測が進歩したとは言え、まだまだ解明されていないことは多く、油断はできません。少しでも異変があれば早めに避難することが何より大切ではないかと思います。

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彼岸花が咲きました。最近の災害を思うにつけ、こうして花を愛でることができることが無上の幸せだと感じられます。

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中国は海賊国家か

中国国旗を掲げた白い船と言えば、中国政府の息がかかった公船と言うのが一般的な認識ですが、あろうことか外国の漁船を襲う海賊まがいの乱暴狼藉を働いているようです。中国は国連の常任理事国五か国の内の一国ですが、こんなことをしているようでは世界の手本にはなれません。一連の行為は、中国共産党の指示のもとに成されたものであることは明白です。こんな国が国連常任理事国とは情けない限りです。

中国による海賊行為は以下の通りです。

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20150914-00000001-gnasia-asia

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20150914-00000066-jij-asia&pos=3

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カシミール 3Dを再インストール

今週末から祝日が重なって5連休となります。最近さぼっていた高い山に行こうと思っていましたが、情報を集めるとどうも大変な混雑が予想されるみたいです。予定した山域は過去に散々登った山なので何もそんな時に行くこともないと思い直し、別の機会に行くことにしました。

じゃあどうしようかと思いましたが、急には案が浮かびません。若い頃は頭の中の引き出しに行ってみたい山の計画が一杯詰まっていたのですが、歳は取りたくないものです。仕方がないので、プランを練ろうと山地図の詰まったカシミールを開こうと思ったら、今のパソコンにはまだインストールしていませんでした。早速CDやらDVDからインストールしましたが、ここ何年か大きな山に行っていないのがバレバレです。

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南アルプスの聖岳、この山も最後に登ったのは10年以上も前になってしまいました。

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平穏な日曜日

先週は自然災害に終始した一週間でしたが、今日は大きな出来事もなく静かな朝となりました。いつの間にか秋の気配が感じられるようになり、今年も彼岸花が顔を出していました。

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暑さ寒さも彼岸まで、今年もこの言葉に納得です。

被災地ではまだまだ過酷な状況が続いていますが、一日も早く平穏な日常に戻る日が来ることを願うばかりです。

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鬼怒川氾濫は自然堤防掘削も一因か

常総市の水害は、堤防の閉め切り工事が着手され、それとは別にポンプ車による排水が始まっていますが、広大な地域が冠水したため、水位の急激な低下とはなっていないようです。

そんな中、今回の決壊場所の上流で、自然堤防となっていた民有地で、上部を2mほど削ってソーラーパネルを設置していた箇所から前日には越水が始まっていたとの情報が伝えられ、洪水の原因ではないかと話題になっています。

問題の場所は洪水の危険があるとして2014年6月に同市市議会において質疑が行われ、その後国土交通省関東地方整備局下館河川事務所に通報され、堤防設置までの応急処置として大型の土のうが積まれていたと言うことですが、従来の機能は補完出来なかったようです。

所有者は民有地であったことから国交省の許可なく掘削工事を行ないましたが、河川法第27条第1項では 

河川区域内の土地において土地の掘削、盛土若しくは切土その他土地の形状を変更する行 為(前条第1項の許可に係る行為のためにするものを除く。)又は竹木の植栽若しくは伐採を しようとする者は、国土交通省令で定めるところにより、河川管理者の許可を受けなければならない。

となっていますので、一級河川である鬼怒川の場合は河川管理者である国、国交省の許可が必要だったのではないかと思われます。この部分の越水と堤防の決壊との因果関係は明らかではありませんが、越水による被害が全くないとも考えられませんので、何がしかの責任は免れないのではないかと考えます。

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北関東、東北地方で未曾有の大水害

台風崩れの低気圧と秋雨前線によって長時間大雨が降り続き、茨木県を中心に大規模な浸水被害が出ています。鬼怒川が決壊した常総市では市域の1/3が水没し、市役所までもが浸水して孤立する状態となっています。

このような状況に自衛隊や海上保安庁、各地の消防組織が救難にあたり、ヘリなどを使い10日時点で約400名を救出していますが、救助を求める人は600名とも1600名とも言われ、救出完了の目途は立っていません。航空自衛隊浜松基地からも、御岳山の噴火災害に出動したUH-60Jヘリ1機が派遣されています。

水の勢いがやや衰えたこともあり、今朝からはヘリに加えてボートによる救出も行なわれているようですが、今後は濁流などの波立った水面でも航行可能な船外機付きのインフレ―タブルボートの運用がもっと考えられてもいいのではないかと思われます。通常この手のインフレ―タブルボートは海保や海自の装備ですが、災害救助に派遣される陸自にも必要な装備だと思います。

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今月8日に撮影した、天竜川河川敷で救助訓練中の浜松市の消防ヘリ。日曜日の時点で、今回の各地の水害被害がここまで大きくなることは想像できませんでした。各組織のパイロットが日頃からこのような訓練を積んでいるからこそ、多くの人命を救助出来た訳で、事前の準備の必要性が改めて感じられました。

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妄想が目立つ安保法案反対論

参議院で審議中の安保関連法案に反対する意見が無茶苦茶です。「戦争法案」、「海外派兵に道を開く」、「人殺し」などなどですが、私にはかつてラムダロケットに、ミサイル技術につながってしまうと言って姿勢制御機構を搭載させなかった非科学的な意見と同質に思えてなりません。あることを実行できる能力を持つことと、それを実行することの間には大変な隔たりがあります。我が国のロケット技術はその後誘導方式を取り入れ、正確な打ち上げが可能となりましたが、あれだけ危惧されたICBMなどは保有していません。
あの馬鹿馬鹿しさの再現だけは願い下げです。以下は私からの反論です。

・徴兵制に移行してしまう 

→ 現在の装備は高度に電子化されていますので、末端の兵士でも一定の能力が必要とされます。このため、能力に関係なく人材を集める徴兵制は逆に軍を弱体化させてしまいますので、多くの国で徴兵制を廃止し、志願制を採っています。また、防衛費が抑制される中で、本来更新されるべき装備が更新できない状況にあり、それらを差し置いて兵員を大幅に増員することに意味がありません。

・海外に派兵し戦争に加担する 

→ 自衛隊の装備は我が国を侵略する敵に対処するためのもので、陸・海・空を問わず他国を侵攻するような長射程の攻撃的な装備はありません。また装備を輸送する大型輸送艦はわずか3隻で、1隻あたり最大で90式戦車を18両しか輸送できません。当然戦車だけではなく兵員輸送車や物資輸送車両も必用となり戦車ばかり積むわけにも行きません。

輸送機も戦車などの大型車両を搭載できる機体はなく、最大積載量19トンのC-130H輸送機が15機あるだけです。米軍のように大量の兵士や車両を送り込む能力はなく、近代的な兵器を備えた軍隊を相手に侵攻することなどあり得ません。

・自衛隊員が戦死することになる 

→ 自衛隊は我が国を防衛するために作られた組織で、任務遂行のために命を懸けて戦闘行為を行なうことを前提としています。個別自衛権の範囲であっても相手が攻撃してくれば、残念ながら自衛隊側に損害が出ることになります。本来、平和構築のためのPKO活動でも他国軍に戦死者が出ています。軍事組織である以上、戦死者が発生することは止むを得ないものです。

・憲法9条が日本人の命を守って来た 

→ カンボジアやアフガニスタン、イラクやシリアなどで無抵抗の日本人が武装勢力に殺害されています。実際に銃口を突きつける兵士にとって日本国憲法は現実的でなく、何の意味も持ちません。相手の兵士は上官から命令を受ければ引き金を引くだけです。逆にカンボジアでは、武装勢力に襲われかけた日本人を機関銃を持った自衛隊が救出しています。

我が国の安全と世界平和の実現のため、最低限の貢献をすることは当然のことで、一定の歯止めの元で集団的自衛権を行使することは必要なことと考えます。

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対艦弾道ミサイルについて考える

中国が抗日70周年を記念して式典と軍事パレードを行ないました。1949年に建国した中国が、1945年に日本に勝利したのは時系列的にあり得ないと言うことは置いておきますが、他国を攻撃するしか用途のない弾道ミサイルを多数保有し、空母「攻撃用」対艦弾道ミサイルと称するDF-21Dを配備しておいて、自国の兵器は防御用で他国に脅威を与えるものではないと言ってもお笑い種でしかありません。

そのDF-21Dミサイルについて、これで米空母は東シナ海や南シナ海には近づけなくなったとする論調がありますが、まったく同意できません。弾道ミサイルは発射後大気圏外まで上昇し、弾道飛行をして目標近くで大気圏に再突入し目標を破壊します。この再突入時には大気との摩擦で大変な高熱になり、レーダーや赤外センサーなどは使用不能になると言われています。

通常原子力空母は30ノット(時速55.5Km)で航行しますが、この空母を弾道ミサイルで狙った場合、着弾までにかかる時間とその間に進む距離を計算してみました。

空母までの距離を1000Kmとし、打ち上げ角を45度とした場合、ミサイルの飛行距離はピタゴラスの原理からおよそ1500Kmとなります。ミサイルの速度は公表されていませんが、マッハ10(時速約12000Km)と仮定します。これを計算するとミサイルの飛行時間は0.125時間→450秒 、空母の移動距離は約6.9Kmとなります。

つまり、高速で飛行する対艦弾道ミサイルは大気との摩擦熱で高温になって、相手空母を捕捉する手段がなく、ある時点の位置を狙って発射しても現場に着く頃には相手は7Kmも先に行ってしまい命中どころではありません。つまり、全く使えない兵器なのです。もし、本当に空母を沈めることが可能なら、ミサイル先進国である米国やロシアがとっくに実用化しています。

かつて中国は米国の核兵器を使うことのできないない兵器だと馬鹿にして、「張り子の虎」と揶揄しましたが、実用にならない対艦弾道ミサイルこそが全く使えない兵器で「張り子の虎」に他なりません。口は禍の元とはよく言ったものです。

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台風接近中

台風18号が浜松市に向け遠州灘を北上中です。午前7時時点での位置は浜松市の南約50キロで時速35キロで北北西に向かっていますので、午前8時半頃に上陸する見込みです。浜松市では秋雨前線が刺激され、日曜日から降り始めた雨が昨夜8時時点で積算で330ミリに達し、9月の平均降水量249ミリを早くも超えてしまいました。

昨日は朝から強い雨が降り続いて低い土地で道路冠水が相次ぎ、市全域では93箇所が通行止めになったとされ、住宅への浸水被害も出ています。浜松市は海面下の土地が隆起して出来る過程で、入り江や湿地だったところが周囲よりも低い土地となり、大雨が続くと排水が困難になることがありましたが、これほどの規模で冠水したのは初めてではないかと思われます。

また、このところ毎年のように台風の直撃に見舞われています。かつても狩野川台風や伊勢湾台風のように大きな台風の被害はありましたが、台風がまっすぐ北上して上陸するコースを毎年のように辿るようになったのは、ここ何年かのことです。もしかしたら温暖化による海水温の上昇の影響なのかもしれません。

現在は台風の中心に近づいたためか、風雨とも小康状態ですが今後急激に状況が変化するかもしれません。大きな被害が出ないことを願うばかりです。

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中日新聞が防衛費に関してミスリード

今朝の中日新聞に安倍政権の2年8か月を総括する記事が掲載され、見出しが「細る暮らし膨らむ防衛費」となっていましたので、ほうほうと記事を読んでみました。見出しからすると防衛予算が急増しているかの印象でしたが、ちょっと様子がおかしいようです。

防衛費と言うと戦闘機や戦車などの正面装備と呼ばれる装備の購入費を思い浮かべるかも知れませんが、防衛費の半分(約45%)は人件費が占めています。また、食糧費や燃料費なども含まれていますので、これらが値上がりすれば購入費が増加します。

記事には政権発足前の2012年と今年度の予算が比較されていますが、2012年の当初予算が90兆3339億円で、これを基準とすると2015年が96兆3420億円で6.7%の増加です。では防衛予算はと言うと2012年が4兆7138億円で2015年が4兆9801億円で5.6%ですが予算の伸びを下回っています。予算全体に占める防衛費の割合も2012年が5.21%であったのが2015年は5.17%となっています。

予算額の比較では確かに数字そのものは増えていますが、伸び率で比較すれば全体の伸び率以下であり、防衛費が膨らんだとは読み取れません。これが例えば二ケタ増などであれば、膨らんだと言えるのでしょうが、現状では誇張した表現ではないでしょうか。

一方、生活面の平均給与所得の比較では2012年が27万5250万円、2015年が27万7152円で0.7%の伸びとなっています。予算の伸びほどには増えていませんし、アベノミクス効果も実感できませんが、この数字を見る限り、収入が減少している事実はありません。

マスコミが政権に対して批判的な立場を取ることは当然ですが、事実と違う記事はミスリードと言われても仕方ありません。

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応急修理キットの車でパンク!

週末は恒例の閑人倶楽部のキャンプでした。会場は例によって雲上の林道上にある某所です。集合はそれぞれの都合に合わせて三々五々と集まる方式です。ところが、あるメンバーが到着しても車のタイヤをじっと見つめたままです。声をかけるとどうやらパンクをした様子です。

私の世代はパンクと言えばスペアタイヤですが、最近は応急タイヤどころか予備のタイヤがなく、応急修理キットしかない車が増えていると聞いていましたが、彼の車もスペアタイヤがありません。タイヤを調べると床張りなどに使う先の尖った皿頭のネジがささっていました。どうやら下界で刺さったままここまで何とか走って来れたみたいです。

パンク修理のためドライバーでネジを外し、修理液を注入して付属の電動ポンプでエアーを入れますが、盛大に空気が抜けてしまいます。マニュアルでは車を運転させてタイヤを回転させ、遠心力で修理液を穴の部分に充填させるようになっていましたが、そのようにしても上手く行きません。

仕方がないので、一旦外したネジを再びタイヤに捻じ込んでから同じ作業をすると、何とか空気圧が確保できる状態になり、皆ほっと一安心です。

スペアタイヤ廃止の理由としては道路事情が改善され、パンクの機会がほとんどなくなったことや省スペース、コストダウンが上げられています。また、一般道路であればJAFなどの道路サービスを依頼できますが今回のような、携帯の圏外で人家から離れた場所で発生した場合は、応急修理キットで手に負えないと困ってしまう事態も考えられます。新車購入の際は、応急修理キットだけでなく、スペアタイヤ搭載の選択もできることが必要ではないかと思います。

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心配された天気も何とか持って、ワンコもリフレッシュできました。

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消防ヘリ訓練風景

天竜川の堤防道路を走っている時、浜松市の消防ヘリがホバリングしているのを見つけました。路肩に車を止め、しばし訓練風景を撮影させてもらいました。機体は官公庁で一般的なエアバス・ヘリコプターズのAS365です。

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状況から、ヘリは隊員を降下させて要救助者を収容する訓練を行なっているように見えました。

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ヘリから隊員がロープを使って降下しようとしています。基礎訓練は行っているのでしょうが、かなりな高度で機外に吊るされるのは大変なことだと思います。

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浜松市は海岸から2300m級の山岳まで広い市域を持っていますが、日頃からこうした訓練を行なっているからこそ、救助要請に応えられるのでしょう。ただただ感謝です。

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ニッカの余市が復活!

国産ウィスキーの創成期を描いたNHKの朝ドラの影響やハイボールの復権で、ウィスキーがブームを迎えていますが、そのあおりを受けてニッカでは原酒が深刻な不足状態に陥り、ブームの陰でいくつかの商品が販売終了を迎えてしまいました。

ニッカの創業の地であり、創始者の竹鶴正孝が暮らした余市の名を冠した「余市」もそのひとつでした。販売終了が公表されると店頭からは見る見るうちに商品が消えて行き、その後「余市」を見ることはありませんでした。

時は流れて昨日、晩酌用のお酒を買いに販売店に立ち寄ったところ、思いがけずリニューアルされた「余市」を発見しました。

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左が従来の「余市」、右が新しい「余市」です。従来と比べてラベルやキャップが変更され、ロゴも縦から横に変更になっています。まだ開栓していませんので、味の確認はしていません。何にしてももう手に入らないと思い、これまでちびちびとしか口にしていませんでしたが、これで心置きなく味わうことができそうです。

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緊急速報が鳴った夜

当地近辺は二日続けて大雨に見舞われましたが、昨夜は1時間当たり69ミリの豪雨となり、JR東海道線や新幹線も一時不通となりました。すると突然携帯からアラーム音がしたので、手に取って見ると緊急速報でした。市内を流れる安間川や芳川(ほうがわ)が洪水危険水位を超えたので非難準備を告げるものでしたが、その後立て続けに避難勧告のメールが届きました。

今回は5万3300世帯、約14万人に対して避難勧告が出されましたが、幸い大きな被害もなく、午前2時前に避難勧告は解除されました。大雨に関する避難勧告は雨音で外部からの音声が聞き取りにくくなりますので、この伝達方法は良い方法だと思いますが、携帯を持っていない家庭をどうするかが課題です。

大阪では本日水害を想定した防災訓練が行われますが、その際エリアメールを使った緊急速報が市内に送信されることになっています。

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5隻の中国艦隊がアラスカ沖を航行中

米国国防総省が5隻の中国海軍の艦艇がアラスカ沖のベーリング海を航行していることを発表しました。内訳は戦闘艦が3隻、揚陸艦1隻、補給艦1隻で先月ロシア海軍と合同演習後、宗谷海峡を東進した艦隊と同一のようです。

艦隊の動向は海自のP-3C哨戒機で確認されていましたので、情報が米軍に引き継がれ、監視下にあると言うことだと思います。中国海軍は既にアデン湾沖の海賊監視活動に加わるなど遠洋航行能力を獲得していますので、米国に対する示威行動と共に気象の厳しいことで知られるベーリング海での乗員の遠洋航海訓練の意味合いもあるのではないでしょうか。

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AIBOは永遠に

国立科学博物館がレーザーディスクプレイヤーや8ビットパソコンなど25点を未来技術遺産として登録しましたが、その中にソニーが販売した犬型ロボットのAIBOも含まれていました。

AIBOは1999年に発売され、家庭内でペットとして愛玩されるロボットの先駆けとなり、全世界で15万台を販売するなど大いに人気を博しましたが、出井会長やストリンガーCEO達の利益至上主義的な考え方によって2005年に販売が中止されてしまいました。

AIBOは飼い主とのコミュニケーションを通じて進化するプログラムを持っており、孤独な人たちにとって機械を超えた存在になりました。その後ソニーは2014年に修理のサポートも終了してしまいましたが、今尚AIBOを必要としている人は多く、先日もテレビで愛着を持ち続ける人々の姿を取り上げていました。

元ソニーの技術者たちが、このような人々のサポートを引き受けており、動かなくなったAIBOから部品を移植するなどして、なんとか少しでも延命できるよう活動を続けているようです。

ロボットと言えば鉄腕アトムやドラえもんが思い出されますが、AIBOは少し早く生まれ過ぎたアトムやドラえもんだったのかも知れません。

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韓国は未開の地なのか

韓国には首をひねらざるを得ない問題が多々ありますが、オリジナルを無視して無理やり韓国が起源と主張するウリジナルもその一つです。近年ソメイヨシノの美しさが改めて評価されるとソメイヨシノは済州島で原種が発見されたなどと主張して、強引に自国に起源があるとするウリジナル問題で関係国から顰蹙をかっています。言うまでもなくソメイヨシノは江戸時代末期に染井村で育成されたオオシマザクラとエドヒガンの交配種であると言うのが定説です。江戸の寿司や茶道などこの手の話を上げればきりがありません。どうも事実を歪曲しても自分たちの優位性を主張したいと言う国民性なのかも知れません。

一方で、自分たちの気に入らないことに対しては徹底的に攻撃します。一番手近な例ではフェリー沈没事故の際、陣頭指揮を突立場の朴大統領が7時間もの間、所在不明になっていた問題を韓国紙の記事を引用して伝えた産経新聞のソウル支局長を名誉棄損で起訴し出国を禁止する措置を取りました。おかしなことに元の記事を書いた韓国紙には何のお咎めもないのにです。もっとおかしいのは、検察の起訴に対し大統領側がこれを肯定し、支持したことで、自ら韓国には言論の自由や法に基づく司法運用が存在しないことを明らかにしてしまいました。

そして今回、またしても産経新聞の記事に対し、韓国外務省が駐日大使館を通じて記事の削除と再発防止を要求しましたが、あきれ果ててしまいました。一外国新聞紙に対し、大使館を通じて圧力を加えることなど社会主義国や独裁国家以外で聞いたことがありません。その記事と言うのがこちらですが、何が問題なのか全く判りません。

http://www.sankei.com/world/news/150831/wor1508310008-n1.html

記事に対し、コメントを加えることは当事者に認められた権利だと思いますし、事実の列挙に対し事実関係に明確な誤りがあれば訂正を要求することも当然ですが、言論の自由を否定することは許されません。

ウリジナルなど自分達の捏造は問題にせず、新聞記事には目くじらを立てる韓国と言う国は本当に「先進国」なのでしょうか。

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雷鳥の危機

高山帯に生息する雷鳥は個体数が減少し続けており、国の特別天然記念物に指定され、今年からは人工ふ化が始まるなど保護の手が広げられていますが、具体的な成果にまでは繋がっていません。そんな中とてもショッキングなニュースが入りました。

これまで雷鳥の天敵はキツネやイタチなどと考えられていましたが、北アルプスで、なんと猿が雷鳥のヒナを捕食する現場が目撃されたと言うことです。北アでは猿の群れが、餌を求めて稜線まで移動して来ることが知られていますが、集団で行動する猿が雷鳥を襲えば、素早い行動が取れないヒナが逃げ切ることはできないでしょう。

雷鳥は氷河時代の生き残りとも呼ばれ、冬は真っ白い羽根に姿を変えるなどして巧みに天敵から逃げ延びて来ましたが、まさか猿に襲われることになるとは夢にも思わなかったことでしょう。猿の駆除など早期の対策が望まれます。

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ピンボケですが、雷鳥の親子です。安心して子育てができる環境を取り戻したいものです。

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