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2015年9月27日 (日)

栗城氏5度目チャレンジもエベレスト断念

前回の挑戦で凍傷にかかり手の指9本を失いながら、エベレスト西稜から登頂を目指していた栗城史多氏は27日、積雪が深く、行動に時間がかかり過ぎるとして自身5度目となるエベレスト登頂を断念したことを明らかにしました。

栗城氏はこれまで2009年、2010年、2011年、2012年にエベレストを目指していますが、いずれもデスゾーンと呼ばれる8000m地点まで到達できておらず、今回もサウスコル(7900m)へも到達できませんでした。

エベレスト登山には現地までの遠征費用に加えて数百万円もの登山料が必要とされるため、一般人では何回もトライすることはできません。では何故栗城氏が5回もチャレンジできたのか?それは彼が企業に働きかけてスポンサーになってもらい資金を提供してもらっているからです。スポンサー企業を募るのは海外登山を目指す場合にはよくあることですが、彼の場合、「単独」「無酸素」と言うフレーズを使って活動をアピールしています。

単独、無酸素と言うのは、登山をより困難にするために登山者自身がハードルを上げる訳で、他人が設置したロープの使用やシェルパなどによるルート工作などの援助を除外するなど具体的な行動が定義づけられています。、栗城氏の場合はすぐ下のキャンプにシェルパがボンベを持って待機していたり、他の登山隊が設置したロープを使用するなど登山界からは単独、無酸素の名に値しないと言われています。

まあ、この辺は法律的な問題ではありませんので、自称と言うことで許されるのかもしれませんが、前回のアタックでは凍傷にかかり、シェルパに救助されながら二次キャンプまで下山し、ヘリで搬送されるなどしていながら、今回のアタックを敢行していた訳ですが、5回トライして8000mに一度も到達できないのでは、登山家としての資質を疑われても仕方ありません。

今回の登頂失敗を踏まえ、現在のようなスタイルでの登山活動を見直す必要があるのではと思います。

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