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2015年9月22日 (火)

南ア 青薙山登山編

人気のない山中で夜を明かす場合、夜中に獣たちの足音や鳴き声が気になったりします。池ノ平は水場なので、多くの動物がやって来るのではと気になっていましたが瀬音にかき消されたのか、朝まで動物の存在を感じることはありませんでした。

池ノ平から5分ほど登ると赤崩の縁に出ます。右手の樹林帯から入山してから初めてシカの高い鳴き声が聞こえましたが、姿を見つけることはできませんでした。

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思わず息を飲むほどの壮大なスケールの崩壊地が目に飛び込んで来ました。ガレの上に顔を出しているのが青薙山です。

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ここを通るのは随分久しぶりですが、こんな縁を通った記憶がないので、ガレは年々拡大していると思われます。いつかこの登山道も消えてしまうのかも知れません。日差しの当たっている部分を見ると岩が赤っぽいのが判ります。赤崩れの由来と思われます。

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青薙山は全山が木々に覆われていますので、中々展望が得られませんが、ガレの縁は遮るものがにので、遠くの山が望めます。赤石岳から荒川三山にかけての眺望です。

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赤崩れの起点である赤崩の頭を過ぎるとゆるやかなトラバース帯に入ります。ところどころに目印の赤布やテープが巻かれていますが、ガスに巻かれた時などは難儀をするかも知れません。

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池ノ平を発って、初めて目にする地点を明示した標識。GPS高度計で、現在位置はそれなりに把握はしていても、実際の地点が判るのは心強いものです。

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低い笹が出て来て、頂上がそう遠くないことを窺わせますが、行っても行っても中々山頂に着きません。

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山頂には思いがけずに立派な標柱が立っていました。社有林の表示があり、このあたりの山は特殊東海製紙(旧東海パルプ)の持山であることが判ります。

樹林の中なので展望はありませんが、木々の枝越しに何とか聖岳が見えました。今日(9月21日)は天気が不安定で3000mの稜線にはすぐ雲がかかってしまい、折角重たい望遠ズームを持ち上げましたが、ほとんど出番はありませんでした。

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来月に入れば標高2300mにある涸沢の紅葉が見ごろを迎えますが、同じ標高でもこちらはごく一部が色づいた程度です。

池ノ平から写真を撮りながら、6時間ほどで山頂を往復できました。下山まで全く人に合わない贅沢な山歩きを満喫です。

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