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2015年9月12日 (土)

鬼怒川氾濫は自然堤防掘削も一因か

常総市の水害は、堤防の閉め切り工事が着手され、それとは別にポンプ車による排水が始まっていますが、広大な地域が冠水したため、水位の急激な低下とはなっていないようです。

そんな中、今回の決壊場所の上流で、自然堤防となっていた民有地で、上部を2mほど削ってソーラーパネルを設置していた箇所から前日には越水が始まっていたとの情報が伝えられ、洪水の原因ではないかと話題になっています。

問題の場所は洪水の危険があるとして2014年6月に同市市議会において質疑が行われ、その後国土交通省関東地方整備局下館河川事務所に通報され、堤防設置までの応急処置として大型の土のうが積まれていたと言うことですが、従来の機能は補完出来なかったようです。

所有者は民有地であったことから国交省の許可なく掘削工事を行ないましたが、河川法第27条第1項では 

河川区域内の土地において土地の掘削、盛土若しくは切土その他土地の形状を変更する行 為(前条第1項の許可に係る行為のためにするものを除く。)又は竹木の植栽若しくは伐採を しようとする者は、国土交通省令で定めるところにより、河川管理者の許可を受けなければならない。

となっていますので、一級河川である鬼怒川の場合は河川管理者である国、国交省の許可が必要だったのではないかと思われます。この部分の越水と堤防の決壊との因果関係は明らかではありませんが、越水による被害が全くないとも考えられませんので、何がしかの責任は免れないのではないかと考えます。

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