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2015年9月11日 (金)

北関東、東北地方で未曾有の大水害

台風崩れの低気圧と秋雨前線によって長時間大雨が降り続き、茨木県を中心に大規模な浸水被害が出ています。鬼怒川が決壊した常総市では市域の1/3が水没し、市役所までもが浸水して孤立する状態となっています。

このような状況に自衛隊や海上保安庁、各地の消防組織が救難にあたり、ヘリなどを使い10日時点で約400名を救出していますが、救助を求める人は600名とも1600名とも言われ、救出完了の目途は立っていません。航空自衛隊浜松基地からも、御岳山の噴火災害に出動したUH-60Jヘリ1機が派遣されています。

水の勢いがやや衰えたこともあり、今朝からはヘリに加えてボートによる救出も行なわれているようですが、今後は濁流などの波立った水面でも航行可能な船外機付きのインフレ―タブルボートの運用がもっと考えられてもいいのではないかと思われます。通常この手のインフレ―タブルボートは海保や海自の装備ですが、災害救助に派遣される陸自にも必要な装備だと思います。

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今月8日に撮影した、天竜川河川敷で救助訓練中の浜松市の消防ヘリ。日曜日の時点で、今回の各地の水害被害がここまで大きくなることは想像できませんでした。各組織のパイロットが日頃からこのような訓練を積んでいるからこそ、多くの人命を救助出来た訳で、事前の準備の必要性が改めて感じられました。

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コメント

この手の自然災害では初動での多数のヘリの投入が有効なことが過去の災害から明らかになっていますが、災害取材の経験がある報道出身者が自衛隊よりも消防関係を投入すべきとの意見をブログで発しています。

とんでもない暴言で、まず自治体からの出動要請があって出動していること、現場が広範囲であり数が必要だったので、消防ヘリだけでは救助が間に合わなかったケースが続出したことでしょう。

消防ヘリは元々自分たちの地元での活動を前提にしており、基本的に余剰の機体はなく、参加できる機体は限られます。活動時間も基本的に日の出から日没までに限定されています。自衛隊のUH-60Jは暗視装置が搭載され、夜間での飛行が可能な機体です。

勝手な思い込みによる「縄張り」よりも人命救助が最優先です。

投稿: 雨辰 | 2015年9月13日 (日) 09時17分

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