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2015年9月 1日 (火)

雷鳥の危機

高山帯に生息する雷鳥は個体数が減少し続けており、国の特別天然記念物に指定され、今年からは人工ふ化が始まるなど保護の手が広げられていますが、具体的な成果にまでは繋がっていません。そんな中とてもショッキングなニュースが入りました。

これまで雷鳥の天敵はキツネやイタチなどと考えられていましたが、北アルプスで、なんと猿が雷鳥のヒナを捕食する現場が目撃されたと言うことです。北アでは猿の群れが、餌を求めて稜線まで移動して来ることが知られていますが、集団で行動する猿が雷鳥を襲えば、素早い行動が取れないヒナが逃げ切ることはできないでしょう。

雷鳥は氷河時代の生き残りとも呼ばれ、冬は真っ白い羽根に姿を変えるなどして巧みに天敵から逃げ延びて来ましたが、まさか猿に襲われることになるとは夢にも思わなかったことでしょう。猿の駆除など早期の対策が望まれます。

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ピンボケですが、雷鳥の親子です。安心して子育てができる環境を取り戻したいものです。

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