新型プリウスが燃費40Km/Lを達成の見込み
トヨタは12月に4代目となる新型プリウスを発売予定ですが、一部の車種でガソリン1リッター当たりの走行距離が40kmになる見込みです。トヨタは国の審査が終わっていないとして明言を避けているようですが、明確に否定もしていませんので、どうやら40Km台になるのは間違いないようです。
ハイブリッド車は当初ニッケル水素電池を搭載していました。より充電効率に優れるリチウムイオン電池にすれば小型軽量化が可能だったのですがコスト高になるため、あえてニッケル水素電池を選択してきました。新型プリウスでは車種によってニッケル水素電池とリチウムイオン電池を使い分けるようです。当然高燃費車はリチウムイオン電池になる訳ですが、今後も高能率の電池が開発されれば、同じシステムでも燃費が改善される可能性があります。
かつてはリッター30Km越えが一つのハードルでしたが、技術の進歩で30Kmは当たり前のシステムとなりました。これから先どこまで燃費は伸びるのか、メーカー間の開発競争が続きます。
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コメント
先日、買い物ついでにプリウスαを見てきました。なかなか良いなぁというのが第一印象でした。
長距離運転も楽そうだし、社内も静かそう、ラゲッジでは車中泊も何とかできそう。
そして、経済的。
しかし、ラゲッジの高さが足らない感はありました。バッテリーが床下に配置されているからです。
高燃費を見据えての開発も販売戦争で勝ち抜くためには必須ではあると思いますが、車内空間を広くするためにバッテリーの小型化も進めてくれると、もっといい車になるなぁ ってのが率直な感想です。
それでも、年齢を重ねてきて頭髪も白の割合が増えてきたzeroには、こんな車が使い勝手がいいんだろうなぁ と、しみじみ思います。
投稿: zero | 2015年10月14日 (水) 09時32分
zeroさん、コメントありがとうございます。
念願かなって今年の4月以降に車中泊であちこち回って来ましたが、燃料代が交通費の半分を占めました。長距離走行すると燃費の良いHVがうらやましく感じます。EVも電池次第ですが、HVの方が伸びしろがあるのではないでしょうか。
これから視力や反射神経の衰えが進んで来ますので、オートブレーキ機能などの安全機構が進化するのにも期待しています。
投稿: 雨辰 | 2015年10月14日 (水) 10時32分
トヨタが2050年までにエンジンだけで走る車の販売を中止すると宣言しました。35年もありますから、HVの主要部品も随分小型で安く作れるようになっていることでしょう。
Xデーはもっと、もっと早いような気がします。
投稿: 雨辰 | 2015年10月15日 (木) 10時51分