竹田城の本丸が再公開
雲海に浮かぶ天空の城として兵庫県の竹田城が大変な人気ですが、人気が高じて不心得者が増えたり、事故が起きたりで現在は本丸及び天守台が立ち入り禁止となっています。
竹田城天守台。石垣右側が本丸への入り口ですが、現在は立ち入り禁止の表示がされてロープが張られています。
南二の丸から見た本丸全景。秀吉の家臣となった赤松広秀が1586年に城主となり、穴太衆による石垣の城に造り上げました。江戸時代に入ると権力の象徴として石垣を備えた立派な城が各地で造営されましたが、それ以前の織豊期に石垣が組まれた城郭で城跡全域の石垣が現存しているのは豊後竹田城(岡城)など、あまり例がなく共に国の史跡となっています。
二の丸から見た本丸方面。天守台から城内が一望できることが判ります。本丸への立ち入りが解禁されるのは来年3月からとなりますが、これまで絶好のビューポイントをしり目に迂回した見学路を通ることしかできませんでしたので、解禁後は入場者が更に増えることが懸念されます。
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