中国高官のコメントで初笑い
年明けのテレビはタレントたちのバラエティ番組が満載でしたが、中身が薄く、心底笑えるものは見当たりませんでしたが、この記事をを見た時には大笑いしてしまいました。中国の二枚舌は有名で、他国を威圧する時は大国を標榜しますが、自国に都合が悪い時は大きな発展途上国の立場を取ったりと、その場その場で言いつくろいを行ないますが、今回もまたダブルスタンダードが炸裂です。以下本日の中日新聞からの引用です。
中国外務省の洪磊副報道局長は13日の定例会見で <一部略>
北朝鮮の弾道ミサイルに対抗するために、韓国が在韓米軍にTHAADの配備を検討している点も「自国の安全を図る時には他国の安全と利益、地域の平和と安定も考慮すべきだ」と指摘。
いやあ、よく言うよと大笑いです。他国の安全保障に言及するのは内政干渉そのものですし、中国自身が他国の脅威をよそに軍拡を続けており、その時の言い分が自国の防衛用だ言っているからです。しかも昨年の年末に中国が国産空母の建造を公表した際にこんなことも言っていました。以下は1日付のCNN Webニュースからの引用です。
中国国防省の楊宇軍報道官 声明で、中国は「平和的発展の道」と「防衛的な性質の国防政策」を維持すると改めて強調。「我々は長い海岸線と広大な海域を管轄下に持っており、海洋の安全保障と領海の主権、海洋権益の保護は中国軍の神聖な職務だ」
つまり自分たちは他国の領土も攻撃可能な空母を建造するが、これは自国の防衛のためであり自分たちの権利である、と言っておきながら、わずか2週間後に韓国の防衛目的にしか使えない弾道ミサイル迎撃ミサイルの配備には隣国として反対と言っているのです。
中国にこそ他国との協調を求めたいと思います。
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