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2016年1月30日 (土)

防衛省にPAC3を配備

衛星画像の分析により北朝鮮が弾道ミサイルの発射準備をしているとみられることから、政府は昨夜、都内・新宿区にある防衛省の敷地内に迎撃ミサイルのPAC-3を配備しました。これより先、破壊措置命令によって弾道ミサイル防衛用のSM-3を搭載したイージス艦を出動させていますが、万一SM-3による迎撃に失敗した場合はPAC-3が首都東京を防衛することになります。但し、元々軍事拠点の防衛用に開発されたPAC-3の射程距離は20km、迎撃高度は15Kmと極めて限定した範囲に限られます。

現在では高度40~150Kmでの迎撃が可能なTHAADミサイルが開発されていますが、わが国がPAC-3の導入を決めた際は、まだTHAADの開発に目途が立っておらず、地上配備の迎撃ミサイルとしてはPAC-3しか選択できませんでした。能力は限定的ですが、一応弾道ミサイルに対処する手段があることで国民の不安を払拭している訳ですから、これはこれで十分存在意義はある訳です。

とは言っても射高15Kmでは防衛できる範囲が狭すぎです。全国展開は将来の課題としても、せめて我が国の中枢を担う首都圏防衛のためには、THAADの導入を図るべきではないかと思います。

尚、ある軍事ブロガーが、北朝鮮は「ロケット」を南の方向に打ち上げるので、東京にPAC-3を展開するのはナンセンスと論評していますが、核実験を強行し、弾道ミサイルや長距離ロケットの発射を禁止する国連決議を無視して発射を行なっているあの国をどうしてそんなに信用できるのか不思議でなりません。

2009年には人工衛星の打ち上げと言いながら、日本列島を横切るコースでテポドンを発射し、太平洋上に落下させています。幸い、この時は被害は出ませんでしたが、次に再びこのようなコースを選択しない保証はどこにもありません。何をしでかすか判らない国を相手にする以上、最悪の事態に備えることはむしろ当然のことだと考えます。

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航空自衛隊のPAC-3ミサイル発射機。

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コメント

北朝鮮が衛星搭載ロケットを南方に向けて打ち上げることを明らかにしました。飛行コースは南西諸島上空を通過するようになっており、万一に備え、防衛省は石垣島にPAC-3を配備するものと思われます。

投稿: 雨辰 | 2016年2月 3日 (水) 12時18分

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