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2016年2月25日 (木)

日航機発煙事故で骨折が判明

23日に、吹雪の新千歳空港で発生した日航機の発煙事故で、脱出用シュートで非難した際に女性客3人が軽いケガをしましたが、74歳の女性が胸骨を圧迫骨折していることが判りました。この事態を受けて国交省は、事故を重大インシデントから航空事故に種別変更しました。

旅客機は、事故の際に乗客を緊急避難させる必要があり、全ての乗客を90秒以内に避難させることが国際的に求められています。このため、定員に応じて緊急脱出用のシュートが複数設けられていますが、火災など事故の状況によっては機体の反対側のシュートが使えない場合もありますので、なるべく短時間で乗客を脱出させなければなりません。

このため、シュートはかなりの急角度となり、地上に達する時点でかなりのスピードになるようです。乗員の場合はこのような訓練を受けていますが、初めてこのような事態に遭遇した乗客がうまく降りられないのは無理からぬところです。

経験者の話では、着地した時にそのまま足を運べれば良いのですが、高齢者など、うまく足を運べないと股関節や足首を痛めたり、前のめりになって転倒する危険があるそうです。地上側で介助者がアシストできれば良いのですが、緊迫した状況では十分な要員が確保できないこともあり、今回のケガもこうした中で発生したものと思われます。

過去からこのような非常脱出時にケガ人が発生することは良く知られています。利用効率を落とさず、安全性を高める努力がもっとなされても良いように思われます。

P4240036r

事故機と同型のボーイング737-800です。

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