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2016年3月 4日 (金)

国産ディーゼル車路上試験でNox最大10倍以上

フォルクスワーゲン(以下VW)がディーゼル車の排ガス規制を不正に逃れていた問題に関し、国交省と環境省が国産ディーゼル乗用車について、実際の走行で排ガスを測定したところ、測定した4メーカーの内3社で、屋内の静止状態で測定した基準値を大幅に超えるNoxが排出されていたことが明らかにされました。

このような結果についてはVW社の不正が明らかになった以降、米国やEUで検証が行われ、国産車も実際走行で基準を上回るNoxを排出していることが指摘されていましたが、わが国の官庁の測定で実態が明らかになったのは、改善に向けて一歩踏み出したことになります。

このニュースについては報道各社が報じていますが、肝心の測定データーについて明らかにしているメディアはありませんでした。唯一中日新聞が紙の紙面で各社の走行データーをグラフ化していましたので、目盛りに定規を当て、数値を目視で拾ってエクセルのグラフに再現してみました。

Photo

最初にお断りしておきますが、先に述べたようにこのグラフは新聞紙面のグラフを読み取った数値で再現したものなので、正確ではありません。10%程度の読み取り誤差を含んでいますので、ご了承ください。

これを見るとマツダ以外の3社はすべての走行パターンで基準値を何倍も超えていることが一目で判ります。まさに百聞は一見に如かずというところです。逆に他のマスコミがこのグラフを何故掲載しなかったのかが気になります。まさか、トヨタ・日産の広告への出稿を気にしたとは思いたくありませんが、どうしたことでしょう。

現行では排ガスの測定は実走行ではなく測定台上で測定することになっていますので、これでも「違法」ではありませんが、排ガス基準に合格していますと言っていいものでしょうか?

大手メーカーの惨憺たる状況に対し、実走行でもおおむね基準値を達成しているマツダに対し、何らかの報奨を与えるべきと思うのは私だけでしょうか。

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