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2016年3月 5日 (土)

新国立競技場でまたも無責任体制が露呈

もう馬鹿馬鹿しくて怒る気もなくなってしまいますが、本当に呆れる事態です。ザハ案を白紙撤回し、公募の2案を採点して隈氏のデザインしたA案がより高得点だったとして採用されましたが、肝心の聖火台の設置位置がないことが、今の段階になって明らかになりました。

隈氏いわく、コンペ募集要項に聖火台の項目がなかったので・・・。あなたは本当に建築家なのと疑ってしまいます。
一般人が家を建てる時でも、大きな窓があって・・・、白い壁で・・・、部屋には暖炉があって・・・と要望を出しますが、トイレや風呂の要望がなかったからと、トイレなしの家を建てる建築家がいるのですか?

ましてや東京オリンピックに向けて新たに建設するスタジアムに聖火台が設置できないのなら、そもそも大金を投じて作る意味などありません。聞けばIOCの規定では、聖火台は「すべての観客から見え、外からも見えるようにすべき」となっているそうです。こんな大切な規定を東京オリンピック・パラリンピック組織委やJSCがないがしろにしてチェックしてこなかったのは言語同断です。

設置できない理由の一つが、「スタンドが木製のため消防法に抵触する」そうですが、ならばそもそもA案は新国立のプランとして不適格で、真っ先に落選させなければならなかったはずです。

私は当初から伊東}氏のB案の方が優れていると思っていましたが、伊東氏は、「聖火台について(事業主体の)JSC(日本スポーツ振興センター)からは何も話はなかった」

「計画は五輪を前提に考えるべきものだと思っていたので、私は1964年の記憶をつなぐために旧国立の聖火台をレガシーとしてバックスタンド中央に設置することを考えていました」と語っています。

今となってはどうしようもありませんが、本当はどちらの案が優れていたのか、お粗末な当事者に見る目が無かった悲劇であり、日本のオリンピック関係者のお粗末振りを世界に晒した喜劇です。

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