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2016年4月26日 (火)

豪次期潜水艦で日本以外を選定

オーストラリア政府は、現在運用中のコリンズ級潜水艦の能力が当初想定したものとならなかったことから新型潜水艦構想を立て、通常動力潜水艦で実績のある日・独・仏の三国に入札を行なっていましたが、当初優勢と見られていた日本が脱落したと産経新聞が伝えています。

http://www.sankei.com/world/news/160426/wor1604260014-n1.html

オーストラリアは我が国同様に長い海岸線を持った国土事情から、航続距離の長い通常動力潜水艦の保有を希望していますが、アボット前政権下では、自国で建造したコリンズ級が技術的問題を克服できなかったことから外国から完成品を輸入する方針でした。しかし政治事情によってターンブル政権に変わったことから自国建造路線に立ち戻っていました。ただし、潜水艦には潜水深度を深くするため高強度の高張力鋼が使用されますが、溶接によって強度が低下する問題があり、長らく潜水艦の建造を行なっていないオーストラリアにその能力があるのか疑問視されています。

最近になって日本が脱落し、フランスが有力との報道がありましたが、フランスは日本が建造しているそうりゅう型潜水艦規模の通受動力潜水艦の建造実績はなく、原子力潜水艦にディーゼルエンジンを乗せ換える提案をしていました。

果たしてオーストラリアがコリンズ級に代わる、高性能の新型潜水艦を手に入れることができるのか、日本は遠く北半球から高みの見物をすることになります。

Photo

世界最高水準と評価されている海自のそうりゅう型潜水艦。 防衛省の資料より

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