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2016年4月23日 (土)

スズキのディーゼル車が基準値の10倍の排ガス

三菱の燃費不正事件には驚かされましたが、VWの排ガス不正事件でも余波が出ました。

ドイツのドブリント運輸相は22日、国内外のメーカーのディーゼルエンジン車を対象に実施した調査で、スズキや日産自動車などの22車種で排ガスの窒素酸化物(NOx)が基準値を超えたと発表しました。スズキの車両はエンジンをフィアットから調達していましたが、走行条件によっては基準値の10倍を超えたと言うことです。ディーゼル車の排ガス問題では、我が国の国交省と環境省が行なった国産車の調査でも、台上の検査と実際の走行では車種によって10倍以上の差が出ています。

ディーゼルエンジンを自社で生産していないスズキは、かつての提携先だったVWから調達しようと考えていたと思いますが、提携話が破綻したことから調達先をフィアットに変更しました。結果からみれば、VWもフィアットも排ガス問題をクリアできていなかった訳ですが、従来技術開発を軽視してきたスズキにはフィアットのエンジンを正当に評価できなかったことになります。

スズキの鈴木修会長は、技術開発は多額の資金を投入して開発しなくとも、他社から導入すれば安上がりに入手できるとの考えだったと言うことですが、今回の事態は自社独自の技術開発を軽視してきたツケが一気に回ったことになります。

Photo_2

国産ディーゼル車の排ガス調査結果、クリックで拡大できます。




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