熊本の混乱続く
安全な場所にいていつもと変わらぬ生活を送っている私が、批判めいたことばかり書くことに自己嫌悪を感じない訳でもありませんが、やはり思ったことを書きたいと思います。
避難者への支援物資が、相変わらず届かない状況が改善されていないようです。今回は熊本県庁で滞貨してしまい、各方面への仕訳けが能力を超えてしまっているようです。こうしたことは阪神淡路大震災、中越地震や東日本大震災でも発生していますので、その時の経験・手法がきちんと伝わっていないことが問題です。何回も繰り返されることが本当に残念です。起きてしまったことは仕方ありませんが、こうした物流については取り扱いに慣れている物流業者や自衛隊関係者への協力依頼が欠かせないように思われます。
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そうした中、米国海兵隊のオスプレイが支援物資の輸送を開始しました。昨日は南阿蘇村の白水運動公園を着陸地点として約20トンの物資を運んだと言うことです。未だにオスプレイの安全性や機体特性に言及して派遣を問題視する論調がありますが、オスプレイを投入することで他のヘリが別の任務を遂行できる訳で、輸送力が増強することを素直に評価すべきではないでしょうか。
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余震が続く中、車中泊で避難生活を送る方々がかなりの人数に上るようですが、エコノミー症候群を発症してしまう方が出てしまったようです。車体サイズや乗車人数にもよりますが、できるだけこまめに水分を補給し、車内に留まる時間を短くするなどの工夫が必要です。私自身は1週間以上の車中泊の旅を4回ほど経験していますが、日中は観光などで歩き回っていたせいか、体調不良になったことはありません。
昨年萩訪問時に道の駅阿武町で。後方は山奥さんのキャンピングカーです。
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