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2016年5月25日 (水)

陸自実弾誤射の謎

23日に北海道の演習場で行われた、輸送車両が敵に襲われた事態を想定した防護訓練で、攻撃側・防御側の双方31名が空砲を打ち合う想定の訓練で、実弾79発が発射され隊員2名が負傷する事故が発生しました。

事故の詳細は明らかになっていませんが、通常実弾と空砲の保管庫は別の場所になっており、誤って実弾が支給されることは起こり得ない仕組みになっています。また空砲使用時は、小銃先端に空砲を使用していることが明らかになるアダプターを装着することになっており、誤って実弾が発射されてもこのアダプターによって実弾が飛び出さない構造となっています。

このような事態は本来は起こり得ないのですが、訓練時に全員に空砲の代わりに実弾が支給されましたが、誰も気づかないままマガジンに装填され、発射でアダプターを破損してもしばらくは気づかないまま訓練が行われたことになります。

死者が出なかったのは不幸中の幸いでしたが、このような重大なミスがみすみす犯されるとはとても信じられません。空砲と実弾の取り違えは、自衛隊発足以来初めての不祥事です。何か重大な事実が明らかにされていないように思われますが、事は人命に係わる重大事です。是非とも真実を明らかにすべきで、いい加減な幕引きは決して許されません。

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