タイムスリップの街へ
佐渡三日目は宿根木(しゅくねぎ)の集落に行って来ました。宿根木は江戸時代に千石船の寄港地として栄え、今も当時の面影をそのまま残した街並みが残っています。
伝統的な家並がびっしりと軒を連ねて独特の風景となっています。午前8時過ぎなのにほとんど観光客の姿はなく、ゆっくりと撮影することができました。
かつての郵便局。伝統的な家並の中にひときわ目立つ存在です。狭い路地なので撮影に苦労しました。
博物館になっている旧小学校。木造の校舎には何故か郷愁を感じて、いつもカメラを向けてしまいます。
千石船博物館に展示されている実物大の復元船。当時の図面を元に同じ寸法で建造されいます。帆柱は取り外せる構造になっていたことを初めて知りました。
昼過ぎの便で新潟に戻りました。天気は相変わらずどんよりした空模様で、遠望が利かないのが残念でしたが、行きの時のような大きなうねりは無く、船体が揺れることはありませんでした。新潟に着くと直ぐにフェリーから追い出され、佐渡のゆったりとした空間から、いきなり大都会の雑踏に直面して戸惑いを感じてしまいました。
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