ピースボートが今年も護衛艦に護衛を依頼
ソマリア沖の海賊対処のため、わが国では海上自衛隊の護衛艦をアデン湾に派遣しており、3月6日からは第24次派遣隊の護衛艦ゆうだち、ゆうぎりの2隻が現地で民間船の護衛任務に当たっています。昨日明らかになったところによると、今月3~4日にかけて護衛艦ゆうぎりがピースボートが運用する貨客船オーシャンドリーム号(排水量35、265トン、定員1、422人)の護衛を行なったとのことです。
ピースボートは海上自衛隊の派遣について反対の立場ですが、実際に船を運行するオーシャンドリーム号の判断で、護衛を要請したものと思われます。ピースボートはこれまでも、2009年、2015年にも護衛を受けた実績があります。
自衛隊の存在や海外派遣について、反対するのは自由ですが、いざ危険を感じたらその自衛隊に護衛を依頼すると言うのは厚顔無恥と言われても仕方ありません。海洋国家である我が国が、自国の船だけでなく危険な海域で安全保障のために警備活動を行なうのは、国際貢献の立場から当然すぎるほど当然の行為です。
ピースボート側はコメントする立場にないとしていますが、いかにも虫の良い、勝手な態度ではないでしょうか。
護衛艦ゆうぎりと同型艦の護衛艦さわぎりです。
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