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2016年6月 4日 (土)

C-1初号機が浜松で地上展示

空自は現在、今年度の完了を目指してC-2輸送機の開発を行っています。では現在輸送任務を担っているのは何かと言えば、輸送機のベストセラーであるC-130Hであり、高機動飛行で知られる国産のC-1輸送機です。

C-1輸送機は現在、空自入間基地と美保基地に配備されていますが、最後の機体が納入されてから35年が経過しています。現在後継機となるC-2輸送機が開発されていますが、運用開始が1973年ですから既に43年を経過しています。

そのような貴重な機体であるC-1が、浜松エアパークで地上展示されると言うので、早速行って来ました。

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機体番号001と量産1号機であることを誇らしげにペイントされたC-1輸送機です。現在は岐阜基地に配備されています。

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迷彩塗装のC-1輸送機です。輸送機らしからぬ動性能に優れた機体ですが、当時の政治状況から、航続距離を短く設定され、後にC-130輸送機を導入するきっかけを作りました。

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後部ドアを開いたところ。小型の車両を搭載することが可能です。

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操縦席の後ろにある、簡易トイレ。C-1は前述のように後続距離が短く、飛行時間が長くなるようなことはありませんので、緊急用の位置づけのようです。

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C-1の全景。C-1の最大搭載量は約8トンとC-130輸送機の半分以下ですが、こうして見ると結構大きな機体であることが判ります。

現在リージョナルジェットのMRJを開発中ですが、もしC-1に続いてジェット旅客機を開発していれば、現在とかなり違った状況になっていた筈です。YS-11の営業的失敗が影を落としたことが原因と思われますが、残念でなりません。

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