厚顔無恥
厚顔無恥、改めてこの言葉を噛みしめました。
昨日、舛添要一東京都知事が最後の登庁をしましたが、これまで自身の多くの疑惑について、丁寧に説明責任を果たしたいと言っていたにもかかわらず、私物の整理を終えると、一切を語ることなく無言のまま都庁を後にしてしまいました。あきれ返って言葉もありません。
舛添氏は政治学者としてさんざんマスコミで発言し、政治家を批判してきましたが、自身が批判してきた公私混同を繰り返し、私生活の費用を政治資金から不適切に支出してきました。これほどの食言を繰り返しながら、なおも知事を続投したいと主張していましたが、議会の追及によって辞職に追い込まれると一転して無言を貫くなど、公人としての責任のかけらも見せなくなってしまいました。
東京都のトップに立ちながら、これほど東京の名を汚しておいて都民や都庁職員に一言の謝罪の弁もないとは呆れ果てます。通常最後の退庁の際は花束の贈呈が行われますが、この人には都民に成り代わって厚顔無恥の称号を贈りたいと思います。
厚顔無恥: 厚かましく、恥知らずなさま。他人の迷惑などかまわずに、 自分の都合や思惑だけで行動すること。 goo辞書より引用
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コメント
全く同感です。
呆れ果てて言葉もありません。
投稿: zero | 2016年6月21日 (火) 15時06分
zeroさん、コメントありがとうございます。
彼の所業には呆れるばかりですが、それを許してきた議会、票を投じた都民にもなにがしかの責任があると思いますので、来る参院選には今回の件を教訓にしたいと思います。
投稿: 雨辰 | 2016年6月21日 (火) 15時25分