祇園祭2016
京都に本格的な夏の訪れを告げるのが祇園祭で、祇園祭が終わると梅雨が明けると言われているそうです。今年は山鉾巡行が日曜日、しかも3連休の中日に当たるということで大変な人出となりました。写真の全部の整理が終わっていませんので、とりあえず終わったものをUPします。
パトカーの先導で最初の鉾が姿を現しました。警備の警察官が白いパンツ姿なのは、ち直前に雨が降ったからです。幸いなことに巡行が始まる頃にはすっかり上がってくれたのですが、警備に忙しく上着は脱いでも下はそのままの人が結構いました。
私が河原町御池の交差点に到着したのは午前8時前でしたが、それから長刀鉾(なぎなたぼこ)が交差点に入ったのが10時20分頃なので、およそ2時間半の間ひたすら待ち続けたことになります。まあ、その間にはテレビの取材で2時間ドラマの帝王と呼ばれた、あの人が道路の対面に現れたりと色々ありましたので、それなりに時間が過ぎて行きました。
交差点での辻回しは一番の見せ場なので、一挙手一投足が観衆の注目を浴びることになります。
辻回しでは曳手を鼓舞するために音頭取りが前の車軸に陣取り、気合を入れながら扇子で舞って音頭をかけます。
車輪の下には割り竹のささらが敷かれ、水を撒いて滑りやすくします。
音頭に合わせ、皆が一丸となって車輪を回します。上手く回すことができると、観衆から拍手が湧き上がります。
最後の船鉾が辻回しを終えたのが12時35分、今年の山鉾巡行前祭が終わり交通規制が解除されました。
| 固定リンク
コメント