« 相模原大量殺人事件 | トップページ | 海外協力隊、バングラから一時撤収 »

2016年7月28日 (木)

大麻の危険性

相模原大量殺人事件の容疑者が、大麻の尿検査を拒否していると伝えられています。容疑者は以前、強制措置入院させられた際に大麻の陽性反応が確認されており、拒否の原因として大麻を常習していたことを秘匿したいことが疑われます。

大麻については無害論を主張して合法化を唱える人がいますが、どうも無害とは言い切れないどころか、脳に深刻な影響を与える可能性があるようです。以下は大麻が統合失調症のリスクを高めると主張している精神科医のブログです。これによれば薬物や大量のアルコール摂取が脳に影響を与えることが判ります。残念ながら出典が明記されていないので、門外漢には信ぴょう性の判断が付きません。

http://blog.livedoor.jp/beziehungswahn/archives/31936460.html

そこで、何か公的機関の資料がないか調べたところ、大阪大学が大麻の有効成分であるカンナビノイドが脳の神経回路に障害を与える ことを研究で突き止めた記事を見つけました。

http://news.mynavi.jp/news/2016/06/30/421/

カンナビノイドが脳の神経回路に障害を与え、それが統合失調症を誘引したとすれば、薬物常習者が異常行動を起こす理由が判るような気がします。ただ、今回の事件との因果関係は不明であり、責任能力については今後争点化するものと思われますが、素人が判断を下すことはできませんので、推移を見守りたいと思います。何にしても無邪気な大麻無害論については重大な疑義が生じていますし、医療関係者を除いて一般人が所持することは法律で禁じられていますので、社会から一掃しなければなりません。

P8160098r15

植物は我々を癒してくれる存在ですが、毒の成分を持つものも少なくありません。安易に手を出さないように気を付けたいものです。

|

« 相模原大量殺人事件 | トップページ | 海外協力隊、バングラから一時撤収 »

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: 大麻の危険性:

« 相模原大量殺人事件 | トップページ | 海外協力隊、バングラから一時撤収 »