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2016年9月 6日 (火)

北朝鮮がノドン3発を日本海に着弾

昨日正午過ぎ、北朝鮮がピョンヤン南方の黄海北道黄州(ファンジュ)付近から、弾道ミサイルノドン3発を東北東の方向に発射しました。ノドンは約1000Kmを飛行し、北海道奥尻島沖約200Kmの日本の排他的経済水域に着弾しました。日本政府は弾道ミサイルの迎撃について、常時迎撃が可能となる「破壊措置命令」を発令中ですが、今回も迎撃の体制を取りませんでした。

我が国は弾道ミサイルの迎撃が可能なイージス艦を4隻(こんごう、ちょうかい、みょうこう、きりしま)保有していますが、日本海側に配備されているのは舞鶴を係留港とする「みょうこう」1隻しかありません。今後、2隻を新造するとともに、現在は弾道ミサイル迎撃能力を持たない「あしがら」、「あたご」の2隻にも迎撃能力を付与し、8隻体制とする構想ですが、現状の「みょうこう」1隻ではどうにもなりません。

艦船は常時海上に居続けることはできず、補給や整備のために港に帰らなければなりません。北朝鮮は事前通告なしに弾道ミサイルを発射しますが、ノドンは車両搭載のの発射機に搭載され、発射前一時間の燃料注入で発射可能となるため事前の探知が困難です。ならば、発射後素早く探知して迎撃態勢を整えるために「あしがら」、「あたご」への能力付与を急ぐ必要がありますが、その間は「こんごう」、「ちょうかい」を日本海に展開させる必要があるのではないでしょうか。

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佐世保港に停泊中のイージス艦「あしがら」(写真左側)

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