権現岳登山 その2
登り始めて2時間半程で、標高2364mの前三ツ頭に到着です。前三ツ頭は砂礫帯となっているため、尾根の西側には樹木が育たず、展望が開けています。これまでの急登を癒してくれる景色を心ゆくまで堪能しました。
これから向かう三ツ頭方面。青空に浮かぶ雲は秋を思わせる雲でした。
左が甲斐駒ケ岳、その奥の右側のピークは南アの女王と呼ばれる仙丈岳(3032.9m)です。
早くもナナカマドの実が赤く色づいていました。前三ツ頭は風の通り道になっており、梢が絶えず揺れていました。
岩のすきまに根を下ろしたシシウドを全景にして南アルプスの雄峰たち。雲が高いのが安心材料です。
樹林の中に一輪だけ咲いていたウメバチソウ。登山道脇に咲いている山野草が、疲れた体に元気を与えてくれます。何とか登頂まで天気が持ちそうなので、安心して歩を進める決断ができました。
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