停車中の高速バスに大型トラックが追突
昨日未明、新東名の岡崎SAの東方3kmの上り本線上で、ブレーキ故障のため停止表示板を設置して路肩に停車中の高速バスに大型トラックが追突し、社外で車体を点検中の運転手2名が死亡する事故が発生しました。
バスは停止表示板を手前に設置していましたので、当然ハザードランプも点灯させていたものと思われ、トラックの運転手の脇見、または居眠り運転の可能性が高いと考えます。トラックによる追突死亡事故としては5月の山陽道下り線で渋滞の車列にトラックが追突し、乗用車の母子3名が死亡し、6名が重軽傷を負う事故や3月には同じ山陽道「八本松トンネル」での多重追突事故で2名が死亡、発生した車両火災などで67名が負傷する事故が起きています。
国交省はこうした追突事故に対して自動ブレーキの搭載を義務付けていますが、いずれも新規に製造される車両にしか適用されませんので、全てのトラックに搭載されるまでには相当な期間が必要と思われます。自動ブレーキでは評価の高いスバル車の場合、搭載車は75%も衝突事故を減らすことができたとされており、長距離運転が多く、居眠り運転が起きやすい大型トラックでの普及こそが望まれます。
復旧までの過渡的な措置として、せめて居眠り警告装置や追突警告装置があれば、少しでもこのような事故が防げるのではと思いますので、設置車には保険料を割引、未設置車には割り増しするなどの措置が必要なのではないでしょうか。
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